京都の山奥から(ごめんなさい)はるばる ご挨拶に来てくださる日が今日。
やっと 先に進める。
初めて出会う 向こうのご両親にどきどき。 娘の情報は実にいい加減。
「あのね みんなとても気楽に考えているから普段着で来るかも知れない。」
「まさかぁ 」「でもやりかねん」「あのね 今日あなたと私が それぞれに訪問着を着て 料理屋も 私たちの考えられる範囲では最高の所を準備して お迎えしの準備をしている。これは相手に敬意を持って 今日の訪問をとても大事に考えているからだよ。 若し本当に普段着でいらしたら 私はそう言う考え方のお家にあなたをやるのは とても不安だよ。」
「彼は 相手の父親に会うときに言う言葉みたいな本を読んでいるって言っていたけれど。 お父さんが買って部屋に置いていったって。」
何となく 笑える。
「もしも うまく言えなくても そう言ってみんなが準備をしていてくれるなら そのことで 安心できるよ。」
そんな会話をしてお迎えした。 わが家のマンションの改造工事によって とても家に入ってもらえそうにないので 料理屋へ。
ほぼ時間に到着したご一行様。 あかるいお母様と いかにもお坊さんと言うお父様 にこにこして頭を下げられる。部屋に入って 座布団を外してお互いに座っている。
・・・何の話も出ない。 あれ? 家族の紹介のし合い。 わかってますけどぉ
紹介が終わったら みんな早速席に着いてしまう。 何だかなぁ? 食事は和気藹々と進められたけれど 一度も 娘をくださいの話は無し。
お父様が 「私も知らないでいてねぇ (娘と食事したことあるでしょ?)いつまでも独り身だから そろそろ結婚させようとして見合いの話を進めたら 突然 身を固めたいと言うからびっくりしてね」
「でも うれしかったねぇ」とお母様。
そんな話の間も 彼はにこにこ笑っているだけ。 何と・・・ 今更怒ってみても仕方ないし 話は結婚の言葉は出なかったものの 何となくそんな話になっている。 ま いいか
話は弾み とてもあかるくて気持ちのいいお母様だったし。 妹さんは べったりでもなく それなりに娘とは合いそうだったし お父様も話がうまくて惹きつけられるものをお持ちだったし・・・特に反対する理由はなさそうだったから
最後に 「息子の事よろしくお願いしますね」と言われ これってやっぱり結婚のお願いの言葉?
これから先 うんざりするくらいの イライラが出るんだろうな? 仲人を立てないというのは よさげで 問題あることに気づいた。 言いたいことがストレートになるので 我慢するか腹がたつしかない。 間に人が入ってくれると 難しい問題も 案外スムーズに片付く。
自分の時 親がしてくれたことを思い出しながら あまりの違いに これは時代なの?と 思う。
夜 家に到着された相手方から電話が入った。 「娘さんをいただきに伺ったのに 肝心なことを言い出せなくて申し訳ありませんでした。」と一言を添えての お礼の電話だった。
もう少し様子を見てみます。
家はお寺さんに行くことになるので いろんな事が大変と思って或程度覚悟していました。でも 好きにしたら?みたいに言われたら ちょっと心配になります。
この間お会いしたことで みんなの気持ちが前進したようで こちらよりもあちらが最近では テンション高い。
習慣の違い 立場の違い しばらくは 大変です。
うちは子供いない夫婦なので、
子を持つ親の心配があまり分からず
ものを言える立場ではないのですが、
自分達の場合を考えてしまいました。
うちはダンナの家族が変わっていて、
こちらに関心がありません。
ですので、両家が顔を合わせたりとか、
お付き合いもまったく無いのです。
そっけないし、冷たいと言えばそうなんですが、
あるイミとっても楽です。
ダンナの家族がそうなので、
ダンナの前の奥様との間の娘達の結婚も
あっさりしたものでした。
「今度、この人と結婚します」
「あ、そう」で終わっていたように思います・・・・・。
ちょっと信じられないでしょ?
ご無沙汰しています。 ブログは毎日読ませていただいていますが 今ゆとりが無くて・・・失礼をお詫びいたします。
この辺りは 確かに派手です。 でもこうして私が親の立場になって考えることは 結構理にかなっているのだと言うことでした。
荷物は窓を付けたトラックで中味が貧弱に見えない用に工夫して運んでくれます。 家に着いたら 近所の人が見に来ます。 t箪笥の引き出しを総て開けてお披露目をします。 この習慣はちょっと・・・と思います。 多分今はそうでもないと思います。 此の地でも 若い人は結構合理的にやっていると思います。
さて 結婚は確かに 本人同士の問題だと思います。でも披露宴は みんなに今までのお世話になったお礼とか これからのお願いをする場だと考えています。 友達同士の宴会はパーティで 披露宴では無いと思っています。 主役になるから 間違いやすいけれど 基本的には自分が地味でも 来てくださった人には出来る限りの礼を尽くしたいと考えています。
山小屋さん所は男のお子さんお二人ですか? うちにもまだ息子が一人います。全然気配が無く心配をしています。
いつまでも一緒にいてやること出来ませんからね。 一緒に歩いていける人を 早く探して欲しい。
今でもあるのですか?
結婚は基本的には当人同士の問題だと思います。最近は親も呼ばず友達を呼んでパーティ形式でする若者も多いと聞きます。当方の長男の時も形式ばったことは嫌だといってお互いの親だけでハワイの教会で行いました。次男がまだ独身で先生をしています。早いとこ誰か連れてこないかと思っていますが、まったくその気がないようです。離れて生活しているので音沙汰もありません。困ったものです。
それでも 今こうして思うと それぞれが理にかなっている。 そのまま受け継ぐ必要は無いです。ましてや相手はよその地の人です。
大事なことは 結婚することによって一つの家族を造り 独立していくこと。だから 自分たちのこともだけれど 回りにも気を使える人として独立して欲しい。
派手でなくても 基本の考え方を忘れないで ちゃんと 大人として生きていって欲しいと思うのです。
今の子は (うちの子だけ?)自分の至らないところを知らないでいるから困る。
しばらくは 頭の痛い日が続くと思います。
考えてみたら、ボクも「お嬢さんください」
とは云わなかった。
二人の大人が結婚するという報告会を
お互いの両親の前でするということと、
お互いの顔見世の場でもあるのでしょう。