Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

あの日

2005-01-19 10:12:08 | 日記・エッセイ・コラム
まだこのマンションに越して間がないときでした。
なれない暮らし方に 結構朝早起きでした。 そろそろ朝ごはんのしたくしなくては。。。とおきてごそごそしていたら急に大きな揺れが来ました。
掃除機が倒れ 電気が激しく揺れ 思ったより何時までもゆらゆらゆれていたので 子供の部屋に飛んでいって様子を見たり あちこちのドアをあけたり…
それでもここは愛知県です。 それで済みましたが 其のときはきっとこの辺が震源地に違いないと思えるくらいのものでした。
始めは 岐阜県か富山県のほうらしいと言う情報が流れたので 実家のことを心配しましたが 電話したら大丈夫とのこと。
会社に行って仕事をしているときに 遅い出勤の上司から 真実を知らされました。
神戸のほうが 地震で大変なことになっている。 高速道路は落ちて 沢山の人が亡くなっている。  と
そんな馬鹿なと 映像を見るまで信じることは出来ませんでしたが
それからは 見るもの見るもの 全てが地獄絵のようでした。
建物の倒壊  其の下敷きになって 亡くなった人  助け出された人
次々にあがる火の手 生きているのに最後の最後まで助けを待ちながら 生きて焼き尽くされた人々  其の恐怖と 目の前に 愛する人がいるのに助けることが出来なかった身を引きちぎられるような苦しさ
瓦礫の下から 奇跡的に助け出された喜びと 其の後血が通わなかったために組織が壊死し 手足の切断を余儀なくなれた人
地獄でも こんなに悲しくて悲惨で辛いものではないのではないかと思われるものでした。
親類も被災したのですが 幸い無事でした。
ですが 始めてみる大地震の映像は 強烈に心に刻まれ その後の小さな地震にも とても恐怖を感じています。
怖くて眠れないときもありました。
私でさえそうだったのだから 実際の経験者の方々は どんなでしょう?
心に刻まれた傷が深いのは想像が付きます。 
最近何回か 神戸に出掛ける機会がありました。  目で見る神戸は その記録をとどめるものは残されていても 町全体はびっくりするくらい復興を遂げていて 神戸の人々の頑張りや力強さに驚いてしまいます。
もし 自分だったら とても出来そうにないこと
まだまだ 色んなものを背負って苦しんでいらっしゃるは思うのですが ここまで頑張っていらした神戸の人々に脱帽です。
 

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休みも終わって

2005-01-06 00:54:16 | 旅行記
暖冬暖冬と言われたこの冬 帳尻合わせのように暮れから降った雪。
雪が見たかったわけではなかったのだけど 3日は 息子が帰省し 久しぶりに家族4人がそろった。
会社も機嫌よくお休みをくれたので めったにない機会 今日は4人で出掛けるぞ!
朝パソコンを開いてメールを見ていたら 近鉄のメルマガが届いていた。
「御在所の樹氷を見にいきませんか?」と言うものだった。 
あ! これにしよう。
車はちょっと小さいけれど スタッドレスタイヤの車にした。 運転手は最近免許取立ての姫
湾岸から 四日市まで一時間  そこから湯ノ山まで30分はかからない。
何時もなら 歩いていけないかと考えるのだけど 今日はそんなこと言ったら 大変なことになる。
ロープウェーでお手軽山歩き。
頂上まで来たら 何ということ 一面の雪 雪 雪
ロープウェーを降りて歩き始めると膝までずぼっ ずぼっ とはまってしまう。
富士見岩まで 4分のはずが 倍はかかったような。。。
雪は頂上付近だけだったけれど それでも 久しぶりにみた雪は 気持ちを高揚させる。
gozaisyo3
ロープウェーの駅から鎌ケ岳方面へ歩くと スキー場や 子供用の橇すべりの場所が。。。
それにしても1000メートル以上の山の上にあるスキー場ってそうはないのではないかしら?
勢いあまって空を飛びそうな気がするよ。
スキー場の上が頂上 
ここまで来ると 空も雪も下界の景色も全部独り占めにしているような錯覚にとらわれるほど 視界が開けて 気持ち良い。
膝まで埋まりながら 樹氷の見物

gozaisyo-jyuhyou
ここまで来たら もう雪を楽しむしかない。
姫は 橇を借りてくるといい 嬉しそうに飛んでいく。
橇を操るのは 結構難しかったものの 転んでも笑える楽しさが良い。

思いがけず雪の御在所を楽しんだ私達  御在所ってなかなかいいところだったね と満足して帰った。
次の日懲りずに 錫丈ケ岳で 残雪を踏んで登山をしてしまった。
そのせいか 今日は 痛くて足が上がらない。


コメント (3)
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