「国際理解講座」に参加していただいた方の中に、エスペラントをこなす年配のおじさまがいらした。
講座も熱心に聴講され、質問も活発だった。
以下は、ネットから引用したエスペラントの説明文だ。
「エスペラント語とは、ポーランドのザメンホフという人が創り出し、1887年に発表された人工言語です。その最大の特徴は、完全に例外のない文法規則にあります。これによって、外国語学習に伴なう苦労・労力が最小限におさえられるので、世界中の人々が簡単に習得出来、お互いのコミュニケーションが簡単に図れるというものです。
現在、エスペラント語の使用者は世界各地におり、特に中国、東欧等の共産圏・旧共産圏に多いのも特徴です。また、世界各地にエスペラント組織があり、世界大会等も開催されています」
このように、エスペラント語が創出されてから100年以上が経っているが、普及は徐々に浸透しているとはいえ、現在まで世界の人口65億の中で100万人ほどに留まっている。
現実は、英語が共通言語的役割を果たしているといえる。
インターネット上でも、90%以上が英語によるアクセスだと言う。
確かに、世界を旅したとき、英語がしゃべれて、ドルを持っていればどこでも行けると感じたことも事実だ。
だが、これも社会的、政治的公平性を欠くなど、このまま英語が世界中から共通言語として認可されることは極めて難しいだろう。
あくまでも、理念は高く持つべきだ。
いつの日か (数百年後、地球と人類が存続していれば)、世界がエスペラントと言う共通の言葉と通貨で結ばれれば、地球が一つになり、便利で世界平和に繋がると思うのはボクだけだろうか。
エスペラント語のますますの普及が期待される。