世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

危機的状況

2010年08月06日 | 苦境
夏休みだというのに、お客さんが少ない。


夏休みは、一番の稼ぎ時なのに。


夏休みだけで、

一年の半分、いや、3分の2を賄ってやってきた。


その必勝パターンが脆くも崩れ去った。




単なる不況のせいではない。



魅力がないからだ。


お金を払ってでも泊まりに行く価値がないからだ。



逆に考えれば、

お金を払ってでも泊まりに行きたくなる「もの」を作れば、

お客様は必ず来てくれる。



では、

今、この時代、

その 「もの」 とは何か?



明らかに、今までとは、違う。

価値観が違う。


求める 「もの」 が違う。



以前は、宿泊三大欲求を満たせばよかった。


それは、

「飯」、「風呂」、「寝る」


ん? どこかで聞いたぞ、このセリフ。


いつも家で言ってる(もしくは、聞いている)言葉、


イヤ、唯一家庭で発してる(発せられている)単語ではないか。



この日常を抜け出すため、

逃げ出すため、

解放されるために場所を移していた。


今、その価値が、なくなったのだ。



日常が、ある意味快適な空間(コンフォート・ゾーン)になり、

そこからわざわざ抜け出す必要性がなくなったのだ。


つまり、「お籠り」 時代の幕開けだ。

「パラダイス鎖国」 と表現した本もあった。



さて、

それでも来ていただける、魅力ある、価値ある宿(空間)とは。


それは・・・。

(模索中)




危機的状況に陥った時こそ、真価が発揮される。


危機的状況下になればなるほど、燃える。



面白い時代だ。




【今日の言葉】


危機・苦境・逆境を楽しめ (サバイバル力)


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