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キャンピングカー

2010年08月09日 | 社会
久しぶりに、キャンピングカーでお客さんがやってきた。


このところ、

チョットしたキャンピングカー ブームだそうだ。




20年ほど前、オートキャンプブームに伴い、

最初のキャンピングカー・ブームがあった。



ボクも、キャンピング・トレーラーを牽引して

子どもたちを連れてよく走り回ったものだ。



同時に、カナダ、アメリカ、ニュージーランドの

オートキャンプ場を訪れ、

日本に帰って、九州で最初のフル装備のキャンピングカー専用の

オートキャンプ場を敷地の一角に作った。



一区画、8,000円だったが、

全国からキャンピングカーが集まり、

シーズンは連日満杯状態だった。

(大儲けしたよ - 冗談だけど)



敷地内には、

乗馬、テニス、プール、ミニゴルフ、オフロードコース、釣り堀、天文台などが一所で楽しめる施設を擁していた。

もちろん、温泉であり、露天風呂(樽風呂)を備えていた。



そもそも泊まって遊べるゲストランチ(観光牧場)でありながら、

一大アミューズメントパークだったのだ。



しかも実は、それらはすべて自分と子どものために作ったものだ。






だが、時は流れ、失われた10年に突入と同時に、

キャンピングカー姿もほとんど見なくなってしまった。



それがここへ来て、復活してきたという。




だが、どうも様子が違う。

当時は、オートキャンプ場に乗りつけるキャンピングカーは、

ある種ステイタスだった。



電源や水道、排水といった設備の整ったリゾートで、

ゆったりと優雅に自然を満喫しながら過ごす姿が一般的だったのだ。



ところがどうだ、

今のキャンピングカー・キャンパーの状況はというと。



売れ筋は、軽キャンといわれる、

軽自動車の改造型が主流らしい。

(それでも3百万円位するけど)


しかも泊まるところは、

道の駅やサービスエリアときた。


食事は、コンビニ弁当を車内で…。


はっきり言って、そこにかつての優雅さはない。

節約、の一言に尽きる。




それでも、出かけようとする意欲、

アウトドアー志向(?)には敬意を表したい。



と、カッコつけてみたものの、

おかげで、うちは上がったりだよ。(涙关)