世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

会社へ電話 2

2010年08月14日 | 社会
「あと何口残ってますか?」

「50口です」


一口10万円だから、〆て500万円だ。


500万円以上の転換社債だと、4倍で買い取ると

件(くだん)の「大和キャピタル」は言っていた。


そうすると、2,000万円になる訳だ。


などと思わず涎(よだれ)を拭きながら皮算用をする。



「購入した社債券の発行はいつになりますか?」


「毎週金曜日に発行しております。

ですから木曜日の午後3時までに入金の確認が取れますと、翌日には発送いたします」


フーヅ(株)の工藤と名乗る担当者が答える。





返す刀でその大和キャピタルの高山氏に電話をしてその旨伝える。


そしてさらに具体的に聞いた。

「20口、200万円分社債を購入するとして、

いつ、700万円は支払ってもらえるのですか?」


「社債券がお手元に届き次第お持ちいたします」


「振込みとかじゃなくて?」


「はい、実際、社債券を確かめてからでないとお支払いできませんので、

現金をご自宅までお持ちいたします」


なるほど。



「先方は、金曜日に発送するといってますので、次の週には持ってこれますか?」


「日程を調整してみます」

高山氏はそういうと電話をいったん切った。


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