世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ボクの就活 part2

2011年01月20日 | 仕事
高校の時から


「総合商社」 は憧れだった。



当時から

「ソーゴーショーシャ」 は

英語で通じるほど


ステイタスがあった。



「商社マン」 として


世界を飛び回るのが夢だったのだ。




エコノミックアニマルの急先鋒として


日本を引っ張る、


世界で活躍する



という、



坂本龍馬にも勝るとも劣らないほどの(笑)



壮大な(?)志を抱いていた。





そのために


「建築家」 になる夢より


「商社マン」 になりたくて



外国語大学を選んだ。





当時は


貧乏だったゆえに


留学という選択肢はまったく持ちえなかった。




だから

商社マンになって世界に飛び出すんだと信じていた。




今更その夢を捨てるわけにはいかない。




当時から

あれもやりたい

これもやりたいという浮気性だったから



鉄鋼という専門商社の枠にとらわれたくなかった。



「総合」 という

なんでもアリの世界に魅かれた。




唯一残っていた


総合商社の面接で


ありったけの情熱と


嘘八百をぶちまけた。




滑り止めに受かっている気楽さも手伝ってか


肩の力が抜けていたのかもしれない。



あっさり

採用通知が届いた。




少なからず逡巡はあった。



素のボクを認めて買ってくれた


専門商社に行くべきか、



夢だった総合商社を選ぶべきか。




結局


後者を選択した。




苦しみながらも


一つの夢が叶った瞬間だった。