世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

息子から説教されました

2011年01月21日 | 人生
お父さんはだらしがない。


いつも書類が机の上に山積みで

片付けが下手だ。



いろんなことに手を出し過ぎて


みんな中途半端になっている。



好きなことばかりやりすぎる。



サービス業なのに、


お客さんの意見を聞かずに


自分の好みを押し付けてばかりいる。



モットちゃんとやるべきことがあるはずだ。



背伸びし過ぎて無理してんじゃない。



などなど




ポンポンと連射砲のように


容赦なく息子の口から飛び出す。




かなり手厳しい。



これでもか

これでもかとばかり



子供の夢をぶち壊す親は多いかもしれないが


まるで

夢見るオヤジ(?)を崩しにかかろうとしているかのようだ。







それに対して、


生意気言うな!


親に意見する気か!


10年早い!


どれだけ苦労していると思ってるのか!






等とは



ボクは絶対言わない。




ボクは息子の意見をじっとほほ笑みながら聞いている。




息子が話している時は


決して口を挟まない。




時に相槌を打ちながらじっと聞く。




ときに、


その通り、と肯定する。




お互い

怒鳴ったり、


言い争うことはまずしない。





これは


子供たちが小さい時から

一貫してそうしてきた。




彼らには彼らの立場としての


言い分があるはずだ。



親には分からない

子供の視点がある。





むしろ

結構ごもっともな点が多々ある。



痛いところも突く。





普段


偉そうに自分が言っていることを


そのまま返されている気分だ。






我が子ながら


なかなかいいことを言う。


核心を鋭くついている。




ただただ感心しながら聞いている。



むしろ


モット言え、


モット思っていることを言葉にして発しろ、




と心の中で言う。







親に意見をどうどうといえる人間になってほしかった。







子供がどんな考えを持って、


それをどういう風に表現することができるのか



それが分かって嬉しい。




これも

一種の親バカなのだろう、が。