世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

ボクの辞書に「○○」の字はない

2011年11月02日 | 人生
さて




○○は、

なんでしょう。




「不可能はない」



といったのは


かのナポレオン。







ボクの場合は、










「嫌い」


はない、


です。





嫌いだ



嫌(いや)だ




と思った瞬間





すでに



拒否してしまっていることになる。






人であれ物であれ



その対象物十の間に


壁を作ってしまう。






つまり



受け入れないのだ。







もったいない話だと思う。





よく



「好き嫌い」 というが




「好き」 はあっても




「嫌いはない」


に超したことはない。





食べ物でも



嫌いな物は


食べようとしない。





そうすると



一生


その味を知ることはない。





食わず嫌いはもちろん



少し口をつけただけで


嫌いという信号を脳に送れば





そこで拒否してしまうだろう。








人もしかり。





嫌いな人とは




会いたくもなくなるだろうし、


話したくもない。






馬が合う人



合わない人はいる。





誰しも


欠点がある代わりに




いい面も必ず持っている。




その人の


「いい面」 に


フォーカスしてみよう。






食べ物の場合は



アレルギーなどで


体そのものが受け入れないことはあるが






人に関しては


あまり聞いたことはない。






あいつに会ったから



湿疹ができたとか、




発作を起こしたとか。







虫ずが走ったり、



いやな気分にさせられることはあるかもしれないが。







好きな物ばかりを選んで食べると



栄養が偏るように





人も


好きな人としかつきあわないとなると





視野が狭くなる。




自分の世界を狭くしている。






世の中


いろんな人がいる。





いろんな顔をして



いろんな体型をして





いろんな考え方をする。





どんな人にも



「好き好き」 信号を送れば



必ずしも


相手が自分のことを好きになるとは限らないが、



好きになってくれる可能性があるし




少なくとも


嫌われることはないと思う。









服だって


いろんな色やデザインがある。




決まった物しか着れない人より



様々な物が似合う人の方が


魅力的に写る気がする。




なにより


意外性があっておもしろい。






仕事もそうだ。



仕事がない人に限って


「嫌い」 が多い気がする。




職種を選ばなければ



至る所に仕事はある。






選り好みすれば



自ずと範囲は狭くなる。





選んだ仕事、

与えられた仕事が



たとえ気に入らなくても、




好きになる努力が必要だ。





その努力をしないから


路頭に迷うことになる。








ただ

すべての物や人を好きになる必要はないし



また


それはできないだろう。






だからといって



嫌いになる必要もないのではないだろうか。










自分の好みの範囲を




① とっても好き、


② 好き、


③ まあまあ好き、



④ あんまり好きじゃない、


⑤ 嫌い、



⑥ 大嫌い





の6段階から



下の二つを除いたらどうだろう。







ましてや


物ごとや人を




「好きか嫌いか」 に二分するのではなく







「好き」 か


「あんまり好きじゃない」




の二段階にしてもいい。









英語でも


I don't like very much.




といえば



とっても(非常に)好きじゃない


ではなく



あんまり(そんなに)好きじゃない


と言う意味だ。




ただ単に


I don't like.



というよりマシかもしれない。





Not really. 


という言い方もする。




hate



とか


never



を使うと



憎んだり


ひどく嫌ったり、



全く嫌いとなり




つけいる余地が全くなくなる。





ボクは


この



Not really.



と言う表現がどことなく好きだ。









なぜなら



Yes,No をはっきり言いたくないときに



便利だからだ。





あるいは


やんわり断るときとか。






ネイティブ的な気がすると同時に



何となく


優柔不断な日本人的表現に

通じるところがあるような気もする。




英語にしては珍しい


玉虫色的表現だ。










何でも食べれて



どんな服も着こなせて



いろんな仕事がこなせて




誰とでも


まんべんなく付き合うことができたら






きっと楽しくて


幸せな生活が送れるだろうな


と思う。













「愛せよ、



さらば




救われん」





愛さなくても



好きになればいい。




「好めよ



さらば



救われん」







【余談】



Love と Like の違い。





男性が

すべての女性に



I love you

というと


女たらしと思われるだろうが、





I like you


というと



嫌な気はしないだろう。




中には



Like じゃなくて



Love と言って



という救世主が現れるかも。





I like you.



I like it.



を連発して歩こう。





それだけで



きっと




世の中




明るく


平和になると思うよ。





【余談の余談】




Do you love me?



と聞いた女性から




Not really. 



と言われた。




どう解釈したらいいものか。






No. 


とはっきり言われるよりは

傷つかないかもしれないけど、





やんわりと


断られたんでしょうね。





結果は一緒か。





アー、

また


振られてしまった。








【参考文献】


「「苦しい」が「楽しい」に変わる本」  樺沢 紫苑、あさ出版




仕事で、人間関係で、将来の不安など、

私たちが生きているうえで常に感じる「苦しい」「つらい」。

この気持ちを、なくす方法が……あります!

「苦しい」を、「楽しい」に変え、さらにはモチベーションにつなげる方法が、あるのです。

『英国王のスピーチ』『プラダを着た悪魔』『幸せのちから』などなど……

映画評論家でもある著者が、誰もが知っている映画のシーンで解説。


「楽しみ」ながら読み進めることができます。




内容(「BOOK」データベースより)

嫌いな人がいなくなる、

イヤな仕事が楽しくなる、

将来のことで悩まなくなる。


心理学、脳科学、科学的な実験に基づいた、

読むだけでラクになるヒント。



目次

第1章 「苦しい」と「楽しい」の基本

第2章 「苦しい」が「楽しい」に変わる 7つの方法

第3章 苦しいをモチベーションに 変える技術

第4章 「嫌い」を「好き」に変える~  人間関係を改善する5つの技術

第5章 変えられない「苦しい」を「楽しい」に変える方法

第6章 究極の「苦しい」解消法