世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

お金の使い方

2012年10月06日 | お金
お金の稼ぎ方より

使い方の方が重要だ。


ところが稼ぐことには執着しても

使い方には無頓着な人が多い。


多く稼ぐことが困難な時代。

いかに効率的にお金を使うかが求められる。



自己投資、

自分へのご褒美


とか言っている人は、往々にして無駄が多い。


もちろん、自己投資もたまのご褒美も必要だが

その言葉を言い訳にお金を捨ていている。



かく言うボクも、自分へのご褒美は多い。


普段ストイックなだけに、弛緩が必要だ。

張りすぎた糸は切れやすい。


だが、緩みっぱなしも意味がない。

いい訳と甘えが多いと、つい緩めてしまう。


自分に厳しいことと

自分を責めることは全く違う。


ウツや社会適合障害のある人は、

自分を責め、人を攻める。


つまり、自分にはいい訳、人には非難の嵐を浴びせる。

そして、自己嫌悪に陥り、罪悪感に苛(さいな)まれる。


その悪のスパイラルから抜け出せなくなり、病を誘発する。


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お金の使い方をチェックしてみると分かることがある。


習い事や、セミナー参加費、異業種交流会の類、スポーツジム等

毎月一万円以上投資(??)している人。


携帯(スマホ)などの通信費に、ひと月一万円以上使っている人。


宝くじを買っている人。

パチンコやゲムセン、ギャンブルに嵌(はま)っている人。


飲んだくれてる人。(ハイ、ボクです)

健康費(医療費)、サプリにお金がかかる人。


その他、服飾費、趣味と称するコレクター代などなど。



すべてがいけないことではない。

人それぞれ価値化は違うし、

息抜き(ストレス解消)の仕方も違っていい。


問題は、「費用対効果」だ。



ボクノ場合、

食費は毎月1~1,5万円ほど。

(一人の時はお酒類はほとんど飲まない)


通信費(携帯)、月2,000円。

習い事、セミナー代など、ゼロ。

ギャンブルは一切しない。

宝くじも飼ったことがない、

ゲームもしない。


ただし、飲み会代(カラオケなどの交遊費も含む)、月1万5,000円前後。

服飾費、ほぼゼロ。

書籍など教養費、2,000円程。

車のガソリン代など交通費が、月に5千円ほど。


サプリ関係一切なし。

スポーツ等の健康維持は、すべて自前。

たまに、テニスや乗馬をするくらい。


一人の時間は、書き物をしているか、映画やドラマを観る。




こう見ると、一か月5万円もあれば生活していける。

極めて健全(?)でストイックな生活だが、

交友関係も義理を欠くことはほとんどない。


付き合いはむしろいい方だ。

誘われたら断らないから。



ボクノ場合、余ったお金は

全て「旅」につぎ込む。


一回当たり、10万~15万円ほど。

それが年、3~4回あるから、

年間、40~60万円。


このほか保険や税金がやはり年50万円ほどかかる。



こう見てくると、

年収200万円でかなり贅沢な生活ができていることになる。



趣味は多いが、一番の趣味は旅でありビジネスだろう。

遊びが仕事、仕事が遊びなのだから。


旅している間に、飲食、健康、スポーツなどの消費もしている。

そして気晴らしと新たなビジネスのアイデアも湧く。



一般に、セミナー代に5千円~数万円、

習い事に1万円~2,3万。

サプリなど健康関係にやはり1万円前後。

服飾、外食代など1~2万円、

通信費1~2万

とかけているのを思えば、


その分を浮かせて

二か月に一回海外に出かけるのもうなずけるだろう。



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宝くじを一万円分ほど毎月かっている人がいる。

夢を買うのだという。


バカなことを言うものだ。

夢はお金で買うものではないことぐらい分かっているはずだ。


夢は叶えるもの、

自分の手でつかみ取るもの。


棚ボタのあぶく銭などかえって身を滅ぼす元だ。

なぜそれが分からない。



いい訳もほどほどに、

甘ったれるのもいい加減にしろ。



セミナーにいくら通っても

一を聞いて百を知らなければ

笊(ざる)に水を注ぐようなものだ。



大半は、百を聞いても、一すら理解していないだろう。

こういう輩にはつける薬も見当たらない。



金がない金がないと嘆く前に、

自分の金の使い方を振り返って吟味してみることだ。


デフレの世を享受できる。