世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

美女j二人に囲まれて妄想したこと

2012年10月21日 | 仕事
ハロウィンパーティが盛り上がるなか、

やっと一息で席につくことが出来た。






ビールからワインに変えて美女二人のテーブルに割って入る。





メイクアーティストだ。

実は、彼女にタップリメイクを頼もうと思ていた。

だがこの日は当然パーティーモードで商売道具のメークグッヅは持ち合わせがないという。


それからひとしきりコスプレの話になった。

何といってもハロウィンなのだから。


















そんな中、ふとボクの頭の中に閃くものがあった。

コスプレ願望は誰しも多かれ少なかれあるのではないだろうか。


いや待てよ、男だってメイクアップしたいという気持ちを持っているのではないか。


ただ、メンズエステはすでにある。



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実は、だいぶ前に前哨戦があった。


彼女と眉の話になって、

男だって眉をちゃんと整えれば結構際立つのにという内容だった。


その時ちょうどそこに居合わせた男性二人が実験台にされた。

ちょっとちょっと切らせて、と。

そこでやってしまった。

ナント、ボクが彼の眉を斜めにバサッと。


それでも実に彼は寛大で、笑って済ませてくれた。


そんな失敗を経てのこの日の話である。



既存のメンズエステと違った、男性フェイシャルエステができないものかと。


男性だって当然美顔願望はある。

ただ、ブ男をイケメンにするにはいささか無理がある。


そうだ! とまたここで頭の中の明かりがパッと灯った。




話はまた変わるが、最近のLEDってやつは、いきなりパッと明るくはならないらしい。

スイッチを入れて、ほんの一秒足らずだが、時間差がある。


灯っても、ジワーッと明るくなっていく。

これがなんともじれったい。


閃(ひらめ)きだって、これでは決め手である瞬発力と新鮮味を欠くのではないか。


幸い僕の頭の中の電球は、稲妻のようにドンピカーンとつく。


という訳で、これだッ!!というアイデアが思いついた。


シニアメンズ向けのフェイシャルエステだ。

その時ボクはアメリカのある老人のことを思い浮かべていた。


70代の彼は元気がよくおしゃれにも気を使って若々しかった。

その彼が気にかけていたあることを思い出したのだ。


彼はマニキュアをしていたのだ。

あー、男でも、こんなお年寄りでもそこまで気を使うんだと、その時思った。



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そうだ、男だって、お年寄りだって


美しくなりたい、若々しく居たいという願望はあるはずだ。

声や表情に出さなくても、心の奥底にはそうした願望が眠っているはずだと。



よし、それじゃあそれを掘り起こそう。

その潜在意識に働きかければ、

多くはなくても、ごく一部の人でも需要はあるはずだ。


そういう気持ちに目覚めた人なら、たとえ一万円出しても来てくれるだろう。

よし、これはビジネスになる。



早速、傍らにいる美女二人に提案する。


シニアメンズメイクアップ講座を開こう、と。

彼女たちも反応が速かった。


「面白いわねー、じゃあ、まずかじさん実験台になってよ」

「いつやる、いつやる?」


「銭は急げ、いや善は急げだ」


という訳で、早速来週の水曜日にやることに。

ていうか、ボクが実験台にされるのだ。


まだ決まったわけでもないのに、一万円がただで受けられる、と思うとなんだかうれしくなる。

結果は気にしない。


これが男の生きる道、なのだから??


本音は、美女に囲まれて顔を弄繰(いじく)り回されたいだけなのけれど。

これも快感??




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ボクのビジネスの基本、

『Original & Niche』

に則っているではないか。


ボクがかねがね言っている、


それは誰もまだやっていないことか(オリジナル性)


今までにない需要を掘り起こせるか

つまり、潜在需要が潜んでいるか(ニッチの要素)



という二点に照らし合わせて、合格が出たところで取り掛かることにしている。



キャッチはこうだ。

「男を諦めるな!」

「さあ、今からだって恋をしよう!」


「10歳若返る男のメイク」



さあ、いけるだろうか?

いや、これは、いける!


一日二人から3人来れば成り立つ。

一人一万円なのだから。


後は、ファッションなどのトータルコーディネイトまで拡大しようか。


「男を磨く、男のための男講座」

さあ、これで男の主権を取り戻そう!


早速ビジネスとして起業しよう!



という訳で、

午前2時まで続いたパーティーの後のベッドの中で

悶々、にやにやと思考を巡らしておりました。