世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

地獄を見ろ

2012年10月24日 | 苦境
差し押さえ予告書が届いた。



ピンチ?

そう、そうかもしれない。


固定資産税を払ってなっかったのだ。

元から自覚している。

差し押さえされても当たり前の状態だった。

むしろ遅いくらいだ。



ある意味災難のように見えるが、これは自己責任以外の何物でもない。

納税は国民の義務。

身から出た錆だ。



ただ、ものは考えようなのだ。

今まで経験したことのないことをすることは人生、意義深いものを感じる。

例えそれが不幸と呼ばれるものであっても。



いや、人生は、不幸に見舞われれば見舞われるほど、面白いのだ。

だって、よく言うじゃない、

「涙の数ほど人は強くなり、優しくもなる」 って。


この場合の涙は、決して嬉し涙じゃない。

悲しい涙、苦しい涙、悔しいな涙なのだ。



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だからボクは言いたい。

敢えて地獄を見よう!と。


最悪を知ろう!と。



人は、最悪を知って初めて最強となる

最悪で最強に。




ところで人生の最悪なことは何だろう。


倒産 (事業の失敗)

離婚

訴訟 (裁判沙汰)

大病

逮捕(誤認逮捕)

被災 (災害)

事故

家族間の争い

不慮の死 (最愛の人の)

そして、差し押さえ



大体半分は経験した。

あと半分??



どん底を知ると

どんな状態に陥ったとしても再起はあることが分かる。


命を失わない限り、人生、再起可能なのだ。


どんなに借金まみれでも、

指名手配されても、

大病におかされても、

どんなに非難を浴びても


死んでしまえば、すべてが 「ハイそれま~でェヨー」となることは間違いない。



借金取りに追いかけられても、

借金の保証人が苦労をしようが、

裁判中であろうが、

大病を患い必死にリハビリ中であろうが、

死ねばそれで片が付く。


だから自殺が絶えないのだ。

そうでなくても、自己破産することもできる。


自殺同様、自分で自分の幕を引こうとするわけだ。


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さて、差し押さえ通知が来た。

これも人生の最悪に匹敵するだろう。


まだ経験したことがない。

だからちょっと興味がある。


固定資産税、延滞料も含めて70万円余り。

国家権力は、何をどう差し押さえようというのか。


役場へ行って聞いてきた。

差し押さえって、何をどう差し押さえるのか、と。

いろいろ興味深い話が聞けた。


好きなものを持って行ってよ、と嘯いて見せた。

また一つ人生勉強ができた。


そうした経験もまた楽し。



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これも最強になるための一歩なのだ。

何が来ても何が起こっても、動じない、めげない、懲りない。

すべてを嗜(たしな)み、楽しむ。


逆境を楽しむすべを知ると、もう怖いものなしになる。

進んで逆境を受け入れよう。


どう転んでも、笑う。

だから人生は辞められない。



何が起きても、自暴自棄ならぬ

自望時期なのだ。