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嫌なことがありました

2015年10月17日 | 100の力
テーマ: 嫌われる力


嫌われ者の論理

嫌われ者だから分かる気持ち。



「どうしたの?」

浮かない顔しているので聞いてみた。

「嫌なことがあった」


最近よく聞く言葉だ。


注意された、悪口をいわれた、文句を言われた

やりたいことがやれなくなったなどなど。


「でもよかったじゃない」

「何が? いいことなんか何もないよ」


自分の欠点が分かったし、自分がどう思われているのかも知ることができた。

相手のことも知ることができた。


やりたいことも、本当はやらないほうがいい場合だってある。



「ありがたいとおもえば?」

「教えてくれてありがとう」って感謝してごらん。

「そんなのできない、嫌な奴なんだから」

「そうだね。

じゃあ、ウソでもいいから、ありがとう、って口に出していってごらん」

「あ、り、が、と、う」

「何度も言ってみて。

目をつぶって心の中で言ってみて」


沈んでいた心が軽くなるはずだ。

言われた文句や悪口が、どうでもよく思えてくる。

嫌いだった相手がなんか哀れに思えてくる。

やりたかったことが、そうでもないことに気付く。


いやだなー、って思っていても良いことなんか一つもない。

ありがたいナ~、って思った時、幸運が舞い降りてくることはよくあることだ。



本当は嫌なことなんかない。

嫌なことなんか誰にも、何も起きないものだ。


自分の気持ちが、感情がそう思わせているだけで、

気持ち次第ですぐに良いことに切り替わる。


人を恨み、妬み、嫌ったところで、自分の感情はますます沈んでいく。

滅入ってくる。


どんな相手にでも、

どんなことにでも感謝する心を持てば、

不思議とうまく行くようになる。


嫌だなーと思う気持ちが一瞬にして、よかった、嬉しいという気持ちに切り替えることができる。

そうすれば、人生そのものが楽しく愉快なものとなってくる。