世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

失うものは何もない? There's nothing to lose.

2015年10月22日 | 100の力
テーマ: 失う力


地位も名誉も財産も。

あってもなくても関係ない。


命さえも惜しくはない。


ただ、生きている限り人の幸せのために尽力する。

そのため身体一つが唯一の資産となる。

裸で生まれ、裸で死んでいく。


もっとも大事なものは、心のあり方。

心のあり方が身体を支える。


邪な考えを持ったものは自ら潰れていく。

心を病み、身体を壊す。

因果応報。


心狭き人間も同じ。

自分のこと、自分の国のことし考えないものは哀れかな。



もっとも大切なものは、感謝の気持ち。

幸せは、ありがとうをどれだけ言っているかに比例する。


人は何かをしてあげたことは忘れないが、

何かをしてもらったことは平気で忘れる。



おかげ様という気持ち。

自分一人で成し遂げられるものなど何もない。


恩返しという精神。


生を受けたことに対してこの世に恩返しをしなければならない。

それが、世のため人のためになる。



もちろん自分あっての行動。

滅私奉公も自分あってのこと。


自分を愛せないものは、他人も愛せない。

自分を愛おしく思えばこそ、他人も愛おしく思えてくる。

と言って、自己愛に溺れてはいけない。


他利少欲。

他利気本願(他人を利する気持ちで願うこと)。


他を利することが自らに跳ね返ってくる。

他人の幸せを願い、他人の幸せのために行動することで自らが幸せに感じられるようになる。


自分だけが幸せになろうとすると、かえって不幸になる。


幸せだから笑うのではない。

笑うから幸せになるのです。


苦しい時こそ笑えばいい。

笑いに不幸は寄ってこない。

笑いこそ不幸の免疫力となる。


与えることで自然と受け取るものも多くなる。

それを感じる能力こそ、幸せになる最強の秘訣なのだ。