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世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

Only me

2015年10月25日 | 100の力
「私だけよ」

「私だけを愛して」

そう迫られた。


返す刀で女は叫ぶ。

「あなたみたいな人はそもそも結婚してはいけないのよ。

それなのに2回も結婚して。

二人の女性を泣かせて、不幸にしたでしょう」


返す言葉がない。



女は畳みかける。


「何でそんなにいろんなこと一杯やってるの?

何か一つだけにしたら。

みんないい加減じゃない。

中途半端なことばっかりでしょう」


きつい言葉が次から次に飛んでくる。

当たっているだけに辛い。



なぜボクは多くの女性を愛し、

なぜ多くのことを手掛けるのか。


浮気性なのだろう。

飽きっぽいのであろう。


一つ事を深く追及する職人型があれば、

いろんなことを手がける多角型がある。

もちろんボクは後者の典型である。


だが、昔からそうであったわけではない。

一点集中型だった。


女性も妻をこよなく愛した。


だが、それだけでは足りないらしい。

自分だけを向いていてほしい、と願うものらしい。


対象が他の女性でなくても、

仕事でも趣味でも興味が多方面に向けられることを嫌う。


仕事や趣味が高じて没頭すれば、

自分は置いてきぼり、忘れ去られたと思うのかもしれない。


浮気の意識はない。

それでも、女は満足しない。


他の女の胸やお尻に気を取られるだけでもやきもちを焼く。

親し気に話をしてようものなら、浮気だと決めつける。


そんな女に嫌気がささないとも限らない。


それでも仕事と女性をこよなく愛すことを辞めない。



【追記】


合気道の精神に、

「万有愛護」というものがある。


「万有愛護」とは

「すべての存在を等しく愛すること」という意味である。

即ち「真の神の心は宇宙万有一切を平等に愛護す」(霊界物語)ということで、

「神の愛」という意味である。


そうだ、いっそ神になろう。

教祖様になろう。