「私だけよ」
「私だけを愛して」
そう迫られた。
返す刀で女は叫ぶ。
「あなたみたいな人はそもそも結婚してはいけないのよ。
それなのに2回も結婚して。
二人の女性を泣かせて、不幸にしたでしょう」
返す言葉がない。
女は畳みかける。
「何でそんなにいろんなこと一杯やってるの?
何か一つだけにしたら。
みんないい加減じゃない。
中途半端なことばっかりでしょう」
きつい言葉が次から次に飛んでくる。
当たっているだけに辛い。
なぜボクは多くの女性を愛し、
なぜ多くのことを手掛けるのか。
浮気性なのだろう。
飽きっぽいのであろう。
一つ事を深く追及する職人型があれば、
いろんなことを手がける多角型がある。
もちろんボクは後者の典型である。
だが、昔からそうであったわけではない。
一点集中型だった。
女性も妻をこよなく愛した。
だが、それだけでは足りないらしい。
自分だけを向いていてほしい、と願うものらしい。
対象が他の女性でなくても、
仕事でも趣味でも興味が多方面に向けられることを嫌う。
仕事や趣味が高じて没頭すれば、
自分は置いてきぼり、忘れ去られたと思うのかもしれない。
浮気の意識はない。
それでも、女は満足しない。
他の女の胸やお尻に気を取られるだけでもやきもちを焼く。
親し気に話をしてようものなら、浮気だと決めつける。
そんな女に嫌気がささないとも限らない。
それでも仕事と女性をこよなく愛すことを辞めない。
【追記】
合気道の精神に、
「万有愛護」というものがある。
「万有愛護」とは
「すべての存在を等しく愛すること」という意味である。
即ち「真の神の心は宇宙万有一切を平等に愛護す」(霊界物語)ということで、
「神の愛」という意味である。
そうだ、いっそ神になろう。
教祖様になろう。
「私だけを愛して」
そう迫られた。
返す刀で女は叫ぶ。
「あなたみたいな人はそもそも結婚してはいけないのよ。
それなのに2回も結婚して。
二人の女性を泣かせて、不幸にしたでしょう」
返す言葉がない。
女は畳みかける。
「何でそんなにいろんなこと一杯やってるの?
何か一つだけにしたら。
みんないい加減じゃない。
中途半端なことばっかりでしょう」
きつい言葉が次から次に飛んでくる。
当たっているだけに辛い。
なぜボクは多くの女性を愛し、
なぜ多くのことを手掛けるのか。
浮気性なのだろう。
飽きっぽいのであろう。
一つ事を深く追及する職人型があれば、
いろんなことを手がける多角型がある。
もちろんボクは後者の典型である。
だが、昔からそうであったわけではない。
一点集中型だった。
女性も妻をこよなく愛した。
だが、それだけでは足りないらしい。
自分だけを向いていてほしい、と願うものらしい。
対象が他の女性でなくても、
仕事でも趣味でも興味が多方面に向けられることを嫌う。
仕事や趣味が高じて没頭すれば、
自分は置いてきぼり、忘れ去られたと思うのかもしれない。
浮気の意識はない。
それでも、女は満足しない。
他の女の胸やお尻に気を取られるだけでもやきもちを焼く。
親し気に話をしてようものなら、浮気だと決めつける。
そんな女に嫌気がささないとも限らない。
それでも仕事と女性をこよなく愛すことを辞めない。
【追記】
合気道の精神に、
「万有愛護」というものがある。
「万有愛護」とは
「すべての存在を等しく愛すること」という意味である。
即ち「真の神の心は宇宙万有一切を平等に愛護す」(霊界物語)ということで、
「神の愛」という意味である。
そうだ、いっそ神になろう。
教祖様になろう。