世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

自由への道

2016年01月02日 | 100の力
いっぱしの投資家を気取ってはみたものの

当然のことながらリスクは伴う。


個人事業主としてならしてきた。

経営としては概ね順調だった。


ここ数年、

自分の夢を人の夢に重ね、出資者として具現化してきた。

経営者を別に立て、オーナーとして君臨してきたつもりだった。

だが、その人間に裏切られた。

責任を放棄して、逃げ去ってしまった。

そのため、尻拭いを余儀なくされている。


なぜ自分で経営に当たらないのか。

それは自由度を重んじるからに他ならない。


タビストであり続けるには、自由であらねばならない。

自分を自由に動けるポジションに置いておかねばならない。


これまで携わってきたリゾート地(阿蘇・久住)の宿泊業は、

それでもある程度それを可能にしてくれた。

繁忙期に休まず働き、オフは旅に出る。

それにも飽き足らず、一年中旅する暮らしを目指した。

無謀な選択だ。

分かっていながら、あえてその道を選んだ。

あらゆるものを犠牲にして。


何のために旅をするのか、などと野暮な質問はやめてくれ。

未知の世界がある限り、旅をするのがタビストの宿命なのだから。

好奇心というモチベーションがそうさせる。

幸い、それにふさわしい体力、精神力とも兼ね備えている。


安住の地を捨て自ら茨の道を選んできた。

わざわざ心地悪さを求め、

どんな状況でも心地いいように思えるようになるほど経験を積んできた。

いろんな困難が待ち受けていて、否応なく様々な犠牲を求めてくる。


しかし、

自分を“心地悪い状況”に追い込むことで、

結果的に大きなプラスが得られることも理解している。

それは、お金やモノといった目に見えるものより、

むしろ目には見えないもの、お金には代えられないものばかりだった。


時に人の温もり、愛、情け、親切などなど。

自分自身をタフにもしてくれた。

自分が傷ついた分、人の痛みも理解できるようになった。

トラブルが起きても、比較的冷静で対処すことができるようになった、などなど

計りしれない程の恩恵を被った。


人は、理にかなった考え方と、自制心を持ち合わせたときに初めて、

合理的な振る舞いができるものだ。

いたずらに感情的になってはいけないことも学んだ。


人生そのものが旅であるからして、

今回も、

旅の途中で出会った人の夢を叶えるために投資したまでのこと。

リスクヘッジはしている。


これまでも自由と引き換えに多くの代償を払ってきた。

それは至極当然のことだ。


タビストという、究極の自由を求める生業ほどリスキーなものはない。

まず、よりどころがない。

自由とは、安定には程遠い。

野良犬か飼い犬(お座敷犬)かの例を待つまでもなく、

ボクは迷わず前者を選ぶ。


いまだかって、完全なる自由を成し遂げた人はいないのでないだろうか。

(いかに大富豪であろうと)

人は、死ぬことによってしか自由を手にすることなどできないのかもしれない。

生きてる限り、多かれ少なかれ不自由さを余儀なくされる。

だからこそもだえ苦しむのだ。

自由を求めれば求めるほど。

それが分かっていながら、あえてその不安定さに挑む。


失敗して、すべての財産を失うかもしれない。

人も去っていく。

自己破産や一家離散、命まで失うこともある。


事業(特にベンチャー)はもちろん、

人生において「こうやれば絶対OK」という定石や鉄則などはない。

必ず成功する保証を得て始めることなど不可能であり、

むしろ失敗する可能性の方が遥かに大きい。

(だから、自己啓発書や成功哲学なるものから学ぼうとする。
まず、それで成功する人などいないのに)


だがこれだけは言える、

何度失敗を繰り返しても、

その失敗からきちんと学び、

達成(成功)するまでチャレンジを何度でも繰り返すことしか術はない。

チャレンジを諦めたとき、それは失敗(完敗)に終わる。


ボクは諦めない。

ボクは辞めない。

ボクは負けない。

生きてる限り、前を向き、空を見上げて自由という夢に向かって進むのみ。


幸いボクには、

愛する人がいる。

愛してくれる人がいる。

だから、手を携えて共に歩む、信じる道を。



【追記】

友人が寄せてくれた言葉。


mMst important is there is someone to support you in times of trialls and difficulties

That's great. that's the best gift you can ever have that nothing compares

A real women who you can always rely on is the women who can support you siritually
because there where we can get strength to hold and stand again.
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1月1日(金)のつぶやき

2016年01月02日 | 100の力
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