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世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

避難所生活 1人1人の事情

2016年04月24日 | 100の力
避難所生活9日目。

おふろもここ10日間入ってない。

収入もないので、なるべく動かず耐え忍んでいる。

余震も少しおさまってきたかなと思うと、
時折強い揺れが襲う。

気の休まらない日々は続く。


自分で見たこと、体験したことをこうして発信しながら。

やむなく自宅で恐怖にさらされながら、
乏しい食料で忍んでおられる方々も沢山おられる。

昨日は、老朽化したビルのに住む、80台の男性が、
奥さんを部屋に残したまま、杖をつき、30分の道のりを歩いて来られた。

🍙が欲しいという言葉に💧が出た。

奥さんの分も持てるだけお渡しした。

車で送ると言ったが、大丈夫と言って帰って行かれた。

同じビルに住む1人暮らしのおばあちゃん。

避難所に行きましょうと誘ったが、
透析を受けているからと、来られなかった。


今、目の前にいる人に寄りそう。

多くの人は助けられなくても、

目の前の1人ならできる、

今、ここで、できることをやる。


こうした非常時。

誰しも他人には言いづらい事情を抱えている。

誰も人を裁くことはできない。
(犯罪は別として)