世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

過去のとらえ方

2016年05月22日 | 100の力
今、我々被災者は苦悩の中に喘いでいる。

これからどうして生きるのか。

そう自らに問いかけながら、希望を見出せないまま苦悶の日々を過ごしている。

確かに未曽有の体験だ。


ただ、生きてさえいれば、

好むと好まざるとにかかわらず時間は勝手に過ぎ去っていく。

果たして一年後、この経験をどう受け止めることができるか。


一般的に、過去の出来事をどうとらえるかで

その人の人生観が変わってくる。。

良しとするか、忌まわしい思い出として悔やみ続けるか。


思いだしたくもない過去を引きずって生きるのか、

過去の思い出にほくそ笑むのか。


辛い思い出は誰にもある。

だが、それを単につらいと思うのか、

それを教訓に経験として生かすのか。


当然、幸福度は人によって尺度が違う。

コップの半分の水に例がある。

glass-half-full  前向き 

glass-half-empty ネガティブ思考

“I’m a glass-half-full kind of guy.


問題は、

『辛い過去(思い出)を肯定できるか否か?』というところにある。

誰もがそうであるように、これまでの長い人生の中で様々な経験をしてきた。

失敗したり恥をかいたり、死にかけた事もある。

実際、この地震で、

大火事、大洪水、台風、雷、大雪といったほとんどすべての天災を経験したことになる。

人災も、騙されたり、裏切られたり、逃げられたり、はたまた刺されたりと、

これまた一通り経験してきた。


それらを『肯定』できるだろうか?

辛い過去や失敗を振り返って

「あれは良い思い出だったな」

「あの経験のおかげで今がある」

とフルスイングで自分にも他人にも言えるかどうか。

ボクはできる。


あらゆる失敗、災難がボクを育ててくれたのだから。


      一時の寛ぎを堪能する筆者


現在が良ければ過去は肯定できる。

現在が幸せあれば、すべての過去がいとおしくさえ見えるものだ。

ボクは、今のこの境遇を幸せに感じている。

それもこれも皆さんのお陰です。

感謝してます。

ありがとうございます。