世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

これではやっぱり日本はダメになる!

2021年11月04日 | ライフスタイル
 
 (咲き乱れる金木犀)



 (ツリーハウスの屋根に上ると、鼻の先に花がある)



「生涯現役とは、

生涯挑戦を続けることである」 by Asay


「挑戦を続ける限り、

老いることはない」



特に、若いうちの挑戦は素晴らしい。


時に無謀とも思えるが

少々無謀は仕方ない。


それが若者の特権だから。

(怖いもの知らず)



ボクは、47歳の時、

子供二人(10歳、4歳)を連れ

家族4人(世界初)で、

400日間世界一周の旅をした。

(下の娘は、世界一周最年少記録)


その時も、周りからずいぶん非難された。


無謀だと。

子供の学校を休ませるなんて、とも。


両親にも心配をかけた。



だが、

どれだけその経験が

その後の人生に役に立っているか。


危機管理、

即断即決の判断力、

臨機応変の対応力、

問題解決能力などなど。



このブログのサブタイトルにもある、

≪旅が人生の大切なことを教えてくれた≫

は、まさにその経験から得た教訓だ。


旅は総合学習の場である。


「可愛い子には旅をさせよ」とことわざにもあるが、

小さいうちは、

「可愛い子とは旅をせよ」と言いたい。




ところで、

沖縄の18歳の男性が

3か月半の予定で

日本縦断2800キロを徒歩で挑もうとしたが、

無謀だとの批判が殺到し、

5日で断念した、と

ニュースで知った。


確かに冬の東北、北海道は厳冬で

生死にかかわる危険性がある。


だが、批判するだけでなく、

応援し、アドバイスする気持ちが欲しかった。



「旅は道連れ、世は情け」ともいう。


うちに泊まりなさい。

暖かい食事を提供しよう、といった

「一宿一飯」の優しさは消え失せたのか。



若者も、

すぐに断念するのではなく、

行けるところまで行ってみる、

どうしても危険だと判断したら、

ルートを変えるなり、

ヒッチハイクに切り替えるなり、

その場で判断してもいいはず。


あるいは、

来年4月出発に延期してもいい。




挑戦に危険(リスク)は付き物。


リスクを冒さない人生なんて、

無難な人生なんて、

どこが面白い?


No risk, no gain.

失敗してもいいじゃないか。


そのすべてが経験であり、

財産になる。



他人に迷惑をかけてもいいじゃない。

お互い様なんだから。


誰にも迷惑をかけずに生きるなんて

不可能。


迷惑を掛けたら、

恩返しすればいい。


それが生身の人間であり

人としての筋ではないか。。


それが生きてる証。



他人に迷惑をかけるな、と言うから、

委縮してしまう。


コロナで自粛する前から、

この30年間、日本人はすでに委縮してしまっている。


だから、技術も向上しないし、

給料も上がらない。



旅こそ最高の勉強であり、

究極の経験なのだ。



なぜ、若者の挑戦を応援しない。


それどころか、

出来ない理由を並べ立てて

なぜ潰しにかかる?


雪中行軍じゃない。

地吹雪の中はわざわざ歩かないだろう。


吹雪が止むまでどこかに留まるだろう。


現地の人が、無難な道を教えてくれるだろう。



自分の無謀さ、

他人の情け、

そういう判断と行動が

一つ一つの経験として

学びに繋がり、

これからの人生に役に立つ。



彼の決断は、

大いなる挑戦だったはず。


中止ではなく、

日を改めて是非実行に移してほしい。



【追記】

ツリーハウス創りも

この年で、

ある意味、無謀な挑戦である。


「年寄りの冷や水」と言われかねない。



ボクは、世界のみならず、

日本全国旅をしてきた。


その若者よ、

うちに来て旅の話をしよう。


もちろん、

無料で「一宿一飯」を提供しよう。








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