【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

文科省前事務次官前川喜平氏は、教育の本質でもある真実と良心をもつ勇気ある告発者

2017-05-25 09:03:04 | 政治・文化・社会評論
日本の将来を憂える文科省事務次官前川喜平氏
2017/05/25

                    櫻井智志

 テレビ朝日は今朝の「モーニングショー」で以下の全貌を伝えた。

 文科省前事務次官前川喜平氏は、加計学園の「総理のご意向」を事実であるとして勇気ある発言を行い、きょう発売の週刊文春に掲載されている。

一方では、この勇気を貶めるために、官邸リークによる低次元の仕返しもさかんだ。
読売新聞は退官した官僚がなんら法に触れぬバーに通ったことを一面トップに掲載した。週刊新潮もきょう発売号で前川氏を貶める記事を掲載している。

いずれも官邸のリークによる前川潰し。


 文科省前事務次官前川喜平氏は、入局時からすぐれた資質と努力で周囲を驚かせた。
文科省の幹部だった寺脇研大学教授は、将来の事務次官間違いないほどの逸材と「モーニングショー」で伝えていた。

 前川氏は、文科省天下り問題を自らの責任ではなく、省全体の責任を痛感して辞任した。安倍・菅最低コンビは、このような公僕を見習うべきだ。

 きょうの参院文教科学委員会にて10時40分から日本共産党小池晃議員が加計学園問題の本質を鋭く質問する。インターネット参議院➡審議中継で公開される。