goo blog サービス終了のお知らせ 

【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

報道特集2021.12.18視聴記

2021-12-18 18:53:53 | 政治・文化・社会評論
❶大阪での24人が死亡したクリニックは、事件以後のどの報道でも、患者さんにあたたかく適切な治療と適切な内服薬を処方するなど立派な医師とクリニックだったことがうかがわれる。全貌はまだわからないが、20人を超す犠牲者のご冥福を祈る。


菅前首相の表情がおだやかにみえた。
安倍首相の病気退任をうけていきなり首相職。
本来の日常に戻ったのだろう、か。

❸特集スマホ
 スマホをもって階段や交差点を眺めて歩くおとなや子どもが増えた。「依存症」のカテゴリーに適合する。問題は学校現場にスマホを携行させ、授業はタブレットなどIC教育を全面的に推進する流れ。教育の全体的構造で脳のごく一部の反応。感受性や相互のコミュニケーションによる営みに欠ける。

「#脱スマホ依存キャンプ」の試みに新たな可能性を豊かに秘めた営みと感じた。

「スマホの問題はスマホでは変えられない。スマホの問題はリアルな現実の人間関係などを変えなければ解決しない」
兵庫県立大学の竹内先生の言葉の内容は深く示唆に満ちている。

 学校教育でコロナ禍の最大の弊害は、家の外へでられず家の中でスマホの操作などでしか癒されない子どもたちの苦悩だ。外へでたりたむろする姿は否定的と言われたが・・


❹#尖閣対応水陸機動団の素顔
 水陸機動団・尖閣対応・「目の前に脅威がある」?・7億3千万円の水陸両用車・軍用機・有事を想定した軍事訓練・180度回転の装置・パニックに襲われる危機感・「真剣に訓練に取り組むための遺書用意」(連隊長)

「#特殊作戦群影の部隊の実像」習志野駐屯地に部隊の痕跡2010年に。「訓練自体をベールに隠さなければならない」(部隊長)特殊作戦群初代群長
「隊員はあらゆる兵器に精通。ストレスは凄い。死んでも情報を絶対にもらさない」。

書いていて、秘密部隊に触れた最後のツイッターは突然ふきとぶように消えてしまった。

「日本の安全保障は、戦後最大の分岐点に。」

【❹~私見】

 私は現在の防衛に関する情勢は、戦前の治安維持法下の日本社会と同じ危機感を覚えた。マスコミ映像活字を問わずその危機感は打ち消され、着々と日本社会の「変化」は驚くほど内容が変わりつつある。これからどう生きるか。今後は直接未来へ直結した問題だ。