7月25日、ドイツの大手海運・コンテナ輸送会社であるハパックロイド社は、カンボジアの主要港であるシアヌークビル港の混雑が、最近数カ月激化しているとして、顧客に注意を呼びかけました。港とコンテナヤードの混雑により、コンテナターミナルの効率性が大幅に阻害されているとしています。その結果、コンテナ輸送が遅延していることに加え、入港してくるコンテナを取り扱うスペースも不足気味になっているとのことです。この状況を根本的に改善するには、現在日本が円借款で支援して建設中の新コンテナターミナルの完成を待つ必要があります。2023年に完成する予定となっています。新コンテナターミナルが完成すれば、コンテナ取扱容量は、現在の70万TEUから129万TEUに増加する見込みです。
シアヌークビル港の2018年のコンテナ取扱量は、前年比18%増の54万1228TEUでした。今後も毎年15%以上の増加が予想されるため、新コンテナターミナルの予定通りの完成が期待されます。なお、建設中の新コンテナターミナルは第一期分で、更に第二期、第三期工事も可能な計画となっています。カンボジア経済の基本となるインフラですので、地道な拡充が継続されることが望まれます。
ハパックロイド社の発表
https://www.hapag-lloyd.com/en/news-insights/news/2019/07/cambodia---port-congestion-sihanoukville.html
ブログ「カンボジア経済」2017年8月11日「カンボジアに過去最大規模の円借款を供与 シアヌークビル港に235億円」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/7cf8c9fb73526938c5f342c5be722224
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シアヌークビル港の2018年のコンテナ取扱量は、前年比18%増の54万1228TEUでした。今後も毎年15%以上の増加が予想されるため、新コンテナターミナルの予定通りの完成が期待されます。なお、建設中の新コンテナターミナルは第一期分で、更に第二期、第三期工事も可能な計画となっています。カンボジア経済の基本となるインフラですので、地道な拡充が継続されることが望まれます。
ハパックロイド社の発表
https://www.hapag-lloyd.com/en/news-insights/news/2019/07/cambodia---port-congestion-sihanoukville.html
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