カンボジア経済

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計画省 今後3年間の投資予算145億ドルの計画

2019年08月21日 | 経済
 8月14日、カンボジア計画省は2017年~2019年の3年間の公共投資計画(Public Investment Program: PIP)を固めました。公共投資計画は、3年間のローリングプランとなっており、毎年改定されています。2020年から2022年までの今回の計画では、608件の事業に対し、総額144億8000万ドル(1兆5350億円)が必要としています。内訳は、既往事業が171件75億3000万ドル、新規事業が437件69億5000万ドルとなっています。年別では、2020年45億5000万ドル、2021年51億ドル、2022年48億2000万ドルの投資を計画しています。セクター別配分は、インフラ整備77億9000万ドル、金融セクター47億3000万ドル、経済開発9億5000万ドル、サービス・その他が10億1000万ドルとしています。また、この前提となる経済成長率について、2019年は7.1%、2020年は6.5%と予測しています。EUの特恵関税制度EBAの資格停止の影響や、米中貿易戦争の影響により成長率が鈍化すると見ています。
(写真は、日本の支援で工事が進む国道5号線整備)



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