韓国を取り上げている本が増えています。この本もその一つです。
韓国の問題点を取り上げています。こういう本は相手国の問題点を上げているために批判と見られている場合もあります。一方、日本でのヘイトスピーチの問題が指摘され、日本には禁止する法律がなく、国連から勧告を受けるなど批判を受けています。
記事の中で2つ取り上げてみました。
本だけでなく、他の記事からもそのことを見てみました。
本より;
自殺率
75歳以上の自殺率は、日本では10万人当たり14.6人、韓国では160.4人(OECD調査 11年基準)
「養子輸出大国」という事実
ここ数年を見ても1000~2000人の赤ん坊や幼児が、海外に養子に出されている。朝鮮戦争が終わったころは万単位で、2007年までの累計は16万人にも達する(「中央日報」07年12月20日)。朝鮮戦争の直後は、生まれたばかりの子供を手放さざるを得ないこともあったのだろうと容易に想像できる。
「最も多いのはシングルマザー(未婚の母)の子どもで、87%を占める。残る13%は親の離婚などで養育が困難になった子どもたちだ。また、障害のある子どもが全体の20%を占めている」
他の記事より;
国別自殺率(ウィキペディアより)
国際的に見ると、現・旧社会主義国や韓国、日本における自殺率が高く、ラテンアメリカ諸国や自殺が宗教的に禁じられているイスラム諸国では自殺率が統計上低い傾向がある。
2012年度WHOによる世界の人口10万人あたり自殺者率の報告によると、上位10か国は、ガイアナ(44.2)、北朝鮮(38.5)、韓国(28.9)、スリランカ(28.8)、リトアニア(28.2)スリナム(27.8)、モザンビーク(27.4)、ネパール(24.9)、タンザニア(24.9)、カザフスタン(23.8)であり、日本は(18.5)であった
養子の米国への輸出
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20100513.html
米国務省の統計によれば、1999年から2009年までの日本からの養子は、35人・33人・38人・40人・35人・43人・28人・42人・33人・35人・41人であり、最近11年間だけで400人以上に達する。先進国としては異例の数である。ドイツやフランスなどの西欧諸国は、米国と同様に養子の数が足りず、海外に出すどころではない。中国、ロシア、韓国など、毎年1000人以上の子どもを米国に送り出す国もあるが、これらの国でも、その数が減ってきており、海外養子を抑制するための立法や行政の努力が窺われる。現に、米国が海外から受け入れる養子の数は、2004年の2万2990人をピークとし、2009年には1万2753人まで減少した。このままでは、海外養子の規制のない日本がターゲットにされかねない。
感想;
韓国は儒教の国で年配者を大切にしている国と聞いていました。
日本の自殺者は多く3万人が10数年続いていたのが、ようやくこの2年で3万人を下回りました。韓国はもっと自殺者が多かったのを知りました。韓国はクリスチャンが多く、クリスチャンは自殺を禁じられているので、それなのに自殺者が多いのに驚きました。
ウィキペディアより
韓国の宗教人口は総人口の53.1%を占め、非宗教人口は46.9%である。すなわち総人口のうち、仏教が22.8%、プロテスタントが18.3%、カトリックが10.9%、
20数年前に米国にいたことがあります。その時、”Adaptation(養子)”の新聞記事がありました。韓国からの養子縁組のために多くの子どもが輸出されている実態を伝えていました。当時に比べるとかなり減っているようですが、依然高い状況のようでした。白人の夫婦なのにアジア系の子どもを持っている家族をよく見かけました。キリスト教社会では、自分に子どもがいても、余裕があれば養子を取って子どもを育てる文化があるように感じました。韓国から米国に養子縁組になった子どもがオリンピックでメダルを取った時に、「私が父親だ」と名乗りでたニュースがありました。
この本を読み、韓国の実情、韓国のよいところなども含め、日本のよいところ、よくないところも知り、お互いが仲良くできる道を模索して欲しいと思いました。そのためには、学校教育で相手国を憎むような偏った教えがあると相互理解に弊害になるのではないでしょうか。歴史の事実を客観的に知った上でその反省を今に生かして行くことなのだと思います。
10数年前に”日本語ボランティア”で韓国、台湾、中国からの留学生に日本語を教えたことがあります。少人数での体験でしたが、台湾の人の親日的な感情が高かったのを覚えています。中国の人はフレンドリーな感じを受けました。韓国の人は丁寧ですが、心にバリアーを持たれているように感じました。台湾では戦争時に日本が台湾に行った治水や教育などが評価されていたのもあったのでしょう。相手のために行うことが、それが自分のためにもなる、”情けは人の為ならず(自分の為)”の格言通りなのでしょう。
韓国の問題点を取り上げています。こういう本は相手国の問題点を上げているために批判と見られている場合もあります。一方、日本でのヘイトスピーチの問題が指摘され、日本には禁止する法律がなく、国連から勧告を受けるなど批判を受けています。
記事の中で2つ取り上げてみました。
本だけでなく、他の記事からもそのことを見てみました。
本より;
自殺率
75歳以上の自殺率は、日本では10万人当たり14.6人、韓国では160.4人(OECD調査 11年基準)
「養子輸出大国」という事実
ここ数年を見ても1000~2000人の赤ん坊や幼児が、海外に養子に出されている。朝鮮戦争が終わったころは万単位で、2007年までの累計は16万人にも達する(「中央日報」07年12月20日)。朝鮮戦争の直後は、生まれたばかりの子供を手放さざるを得ないこともあったのだろうと容易に想像できる。
「最も多いのはシングルマザー(未婚の母)の子どもで、87%を占める。残る13%は親の離婚などで養育が困難になった子どもたちだ。また、障害のある子どもが全体の20%を占めている」
他の記事より;
国別自殺率(ウィキペディアより)
国際的に見ると、現・旧社会主義国や韓国、日本における自殺率が高く、ラテンアメリカ諸国や自殺が宗教的に禁じられているイスラム諸国では自殺率が統計上低い傾向がある。
2012年度WHOによる世界の人口10万人あたり自殺者率の報告によると、上位10か国は、ガイアナ(44.2)、北朝鮮(38.5)、韓国(28.9)、スリランカ(28.8)、リトアニア(28.2)スリナム(27.8)、モザンビーク(27.4)、ネパール(24.9)、タンザニア(24.9)、カザフスタン(23.8)であり、日本は(18.5)であった
養子の米国への輸出
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20100513.html
米国務省の統計によれば、1999年から2009年までの日本からの養子は、35人・33人・38人・40人・35人・43人・28人・42人・33人・35人・41人であり、最近11年間だけで400人以上に達する。先進国としては異例の数である。ドイツやフランスなどの西欧諸国は、米国と同様に養子の数が足りず、海外に出すどころではない。中国、ロシア、韓国など、毎年1000人以上の子どもを米国に送り出す国もあるが、これらの国でも、その数が減ってきており、海外養子を抑制するための立法や行政の努力が窺われる。現に、米国が海外から受け入れる養子の数は、2004年の2万2990人をピークとし、2009年には1万2753人まで減少した。このままでは、海外養子の規制のない日本がターゲットにされかねない。
感想;
韓国は儒教の国で年配者を大切にしている国と聞いていました。
日本の自殺者は多く3万人が10数年続いていたのが、ようやくこの2年で3万人を下回りました。韓国はもっと自殺者が多かったのを知りました。韓国はクリスチャンが多く、クリスチャンは自殺を禁じられているので、それなのに自殺者が多いのに驚きました。
ウィキペディアより
韓国の宗教人口は総人口の53.1%を占め、非宗教人口は46.9%である。すなわち総人口のうち、仏教が22.8%、プロテスタントが18.3%、カトリックが10.9%、
20数年前に米国にいたことがあります。その時、”Adaptation(養子)”の新聞記事がありました。韓国からの養子縁組のために多くの子どもが輸出されている実態を伝えていました。当時に比べるとかなり減っているようですが、依然高い状況のようでした。白人の夫婦なのにアジア系の子どもを持っている家族をよく見かけました。キリスト教社会では、自分に子どもがいても、余裕があれば養子を取って子どもを育てる文化があるように感じました。韓国から米国に養子縁組になった子どもがオリンピックでメダルを取った時に、「私が父親だ」と名乗りでたニュースがありました。
この本を読み、韓国の実情、韓国のよいところなども含め、日本のよいところ、よくないところも知り、お互いが仲良くできる道を模索して欲しいと思いました。そのためには、学校教育で相手国を憎むような偏った教えがあると相互理解に弊害になるのではないでしょうか。歴史の事実を客観的に知った上でその反省を今に生かして行くことなのだと思います。
10数年前に”日本語ボランティア”で韓国、台湾、中国からの留学生に日本語を教えたことがあります。少人数での体験でしたが、台湾の人の親日的な感情が高かったのを覚えています。中国の人はフレンドリーな感じを受けました。韓国の人は丁寧ですが、心にバリアーを持たれているように感じました。台湾では戦争時に日本が台湾に行った治水や教育などが評価されていたのもあったのでしょう。相手のために行うことが、それが自分のためにもなる、”情けは人の為ならず(自分の為)”の格言通りなのでしょう。