http://news.yahoo.co.jp/pickup/6157361 時事通信 4月21日(火)13時24分配信
東京電力福島第1原発で放射能に汚染された雨水が排水路を通じて外洋に流出していた問題で、東電は21日、流出防止のため設置した雨水くみ上げ用ポンプが停止していたと発表した。雨水は外洋に流出していることが確認された。東電が原因を調べている。
東電によると、ポンプは外洋につながる排水路の雨水をくみ上げ、第1原発の港湾につながる別の排水路へ流していた。
21日午前8時45分ごろ、第1原発4号機南側に設置した雨水くみ上げ用ポンプ8台が停止しているのを作業員が確認。20日午後2時半の時点では動いていたが、いつから停止したかは分かっていないという。
感想;
相変わらず、汚染水の流出が止まりません。世界の海を汚染させ続けていることになります。東電だけの問題ではなく、国として行うべき問題でもあるように思うのですが。「いつからポンプが止まっていたかはわかっていない」。これはまったく品質保証がされていないことを言っています。ポンプが動いているかどうかのセンサーあるいはセンサーがなければ毎日の確認、毎日が難しいなら一週間に一回でも確認するとの仕組みはなかったようです。
安倍首相が福島原発はコントールされているとの発言が、空しく思い出されます。福島原発の終結のめども立っていません。せめてあの時の発言が違っていたなら、今できること、国としてやるべきことがあるように思えてなりません。カナダの西海岸でセシウムが検出されたとのニュースが最近ありました。太平洋は少しずつ少しずつ放射能の汚染が進んでいます。将来に後悔、「あの時汚染水をもっと止めることを東電だけに任せずに国としてやっていれば」と思っても戻れません。今、国として取り組んで欲しいです。