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女性教師(29)を殺害して時効まで逃げ切った男の“唯一の誤算” 遺族が起こした1億8000万円の損害賠償請求に、裁判所がまさかの決断「著しく正義に反する」 ”まだ正義が残っていた”

2024-08-24 08:51:51 | 社会
〈足立区の女性教師(29)を「殺害して埋めた」と時効成立後に自白した男の“狡猾な計算” 完全なる逃げ得を狙ったあまりに憎々しい発言とは〉  から続く 

 足立区の小学校教諭・石川千佳子さん(当時29歳)が行方不明になってから26年。彼女を殺害した男が名乗り出て、石川さんの遺体も発見された。しかし、すでに公訴時効が成立しており、男を殺人罪で起訴することはできない。このままでは犯人の逃げ得となる可能性もあったが……。  
 石川さんの遺族は黙って泣き寝入りすることはなかった。男に対して逸失利益等及び原告らの慰謝料等の支払を求め、請求総額およそ1億8000万円の民事訴訟を起こしたのである。補償金が欲しいわけではない、あくまで男に社会的な制裁を与えることを求めた決断だったろう。

「殺人」の損害賠償が地裁では認められなかったが、高裁で一転
 不法行為(殺害)に基づく損害賠償請求権は20年で消失するものだが、その20年をいつから起算するかが裁判では焦点となった。男が石川さんを殺害し、死体を遺棄した時点から計算すれば、26年も「過去の出来事」であるから、請求権は消失していることになる。だが、死体遺棄が「(自首するまで)現在進行形で隠し続けてきた出来事」と考えたら?  1審の東京地裁では、「殺人」は民事上でも排斥期間が経過(=時効)しているものとし、「遺体の隠匿」についての責任は認定され慰謝料330万円の賠償が命じられた。  
 しかし、二審の東京高裁では一審を棄却。「殺人」についても認め、4225万円の支払いを命じる判決が下された。この裁判は最終的に最高裁まで争われ、最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は「被害者の死亡を知り得ない状況を、加害者があえて作り出して二十年が経過した場合、遺族が一切の権利行使を許されないのは、著しく正義・公平の理念に反する」と指摘。 
 「被害者の死亡を隠し続けた加害者が賠償義務を免れるのは、著しく正義に反する」として、男の上告を棄却した。

自分には何の罰も加えられないとタカをくくって自首したはずが…
 石川さんの遺族は、殺害されたことを知らず、26年にわたって行方不明者として捜索していた。男が自宅の床下に掘った穴に埋めて死体を隠匿したため、遺族は石川さん死亡の事実を知ることができず、損害賠償請求権を行使する機会がないまま本件殺害行為から20年が経過した……ということである。  
 公訴時効の成立や民法の排斥期間を知っていた男は、自分には何の罰も加えられないとタカをくくって自首したことだろう。この裁判結果は、まさしく青天の霹靂であっただろう。  
 そもそも男が警察に出頭したのは、良心の呵責に耐えかねたとか、自責の念に苛まれたなどといった殊勝な理由からではなく、あくまで道路拡張工事という外的な要因によって、自宅の立ち退きを迫られ、やむなく自己保身のために自首したからだ。自責の念があれば、もっと早く自首して罪を償っていたはずである。  
 区画整理という日常的に起こり得る出来事が、26年もの長きにわたる“未解決事件”の真相を明るみに出した。もし区画整理の計画がなければ、いまだに事件は闇の中、未解決事件として処理されていたのかもしれない。  
 偶然が“未解決事件”を解決に導くことも、あるのだ。


感想
 男性に支払い能力はあるのでしょうか?
区画整理があるのでそのお金は入ると思うのですが。

 逃げ得は許してはいけないです。
犯人の氏名も公表して欲しいものです。
 かつなぜ警視庁が犯人が分かった時、時効が成立していても公表しなかったのでしょうか?
 文春はそこも取り上げて欲しいです。


足立区の女性教師(29)が夏休みに失踪…26年間手がかりゼロだった「元・未解決事件」が動き出した“驚きの展開”  ”殺害されていた/犯人が出頭してきたが既に時効/警視庁はそのことを公表せず”

2024-08-24 02:20:00 | 社会

 世の中には、解決に至っていない犯罪が存在する。俗に言う「未解決事件」である。  何の手がかりもないまま何年も経過したり、公訴時効を迎えて迷宮入りになったりしたケースも少なくない。しかし、ふとした出来事が、未解決だった難事件を一気に解明に向かわせることも時として起こり得る。捜査関係者の執念なのか、あるいは天の配剤か。 
【当時の写真】行方不明になった石川千佳子さんの写真が…記者会見する遺族の切実な表情  
 意外なきっかけで真相が明らかになった“元・未解決事件”を追う。  
1978(昭和53)年8月15日、東京都足立区立中川小学校で図工教諭だった石川千佳子さん(当時29歳)は、当直だったにもかかわらず、学校に姿を現すことはなかった。  小学校は夏休み中とはいえ、公立学校の教員は地方公務員なので、実際に休みが取れるのは、「夏季特別休暇」の5日間だけ。出勤してこない石川さんを心配した同校の校長は、彼女が一人暮らしするアパートに電話したものの応答がない。ちょうどお盆なので帰省した可能性もある。校長は北海道小樽市の石川さんの実家に連絡を取ったが、やはりそちらにも連絡は入っていないという。  この夏休み期間、石川さんは7月末から8月12日にかけて、東京都の教職員生協が主催する東西ヨーロッパ研修旅行に参加していた。帰国したばかりだったが、無断欠勤する前日の14日にも出勤し、学校内で仕事をしていたことが確認されている。  校内を巡回していた警備員は、14日の夕方に石川さんを目にしているが、それが最後の目撃証言となった。石川さんは突如として行方をくらましてしまったのである。

最初に疑われたのは「北朝鮮による拉致」

 学校関係者は自宅アパートを訪問するなどしたものの、消息を知る手立てはなく、石川さんの両親は警察に家出人失踪届を提出した。直前まで日常生活を送っており、トラブルも抱えていない。彼女には失踪する理由がないのだ。  何らかの事件に巻き込まれた可能性が浮上した。  危惧されたのが、北朝鮮による拉致であった。

1987年11月29日、北朝鮮の工作員によって大韓航空所属の旅客機が飛行中に爆破されるテロ事件が発生した。いわゆる大韓航空機爆破事件である。容疑者のひとりは日本国の旅券を持つ「蜂谷真由美」を名乗ったが、彼女こそ北朝鮮の工作員であり、本名は金賢姫(キム・ヒョンヒ)といった。  背乗りで日本人になりすましていたのである。この金賢姫に日本人化教育を施したのが、日本から拉致された李恩恵(リ・ウネ)という女性であった。  金賢姫が日本人化教育を受けたのは1981年7月から1983年3月の期間とされる。石川さんが失踪した時期とも近く、李恩恵と石川さんが同一人物ではないかとの疑念も生じた。  のちの1991年5月16日、埼玉県警は李恩恵の正体が、北朝鮮による拉致被害者の田口八重子さんであることを確認した。李恩恵と石川さんは同一人物ではなかったものの、田口さんが東京で失踪したのは1978年6月。石川さんとは、わずか2カ月と差がない。

北朝鮮が明らかにした拉致被害者の中に石川さんの名前はなく…
 また、石川さんが失踪直前に東ヨーロッパに旅行していたことも、北朝鮮による拉致の可能性を感じさせた。当時はまだ東西冷戦のさなかであり、東側を体験した希少な日本人として狙われてしまったのではないか。そのような憶測が生まれるのもおかしくない時代だった。彼女は北朝鮮に連れ去られ、田口さんと同じような境遇にあるのかもしれない。  やがて石川さんの家族は、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者、いわゆる「特定失踪者」を調査する特定失踪者問題調査会に届け出た。  そして、2002年9月17日、小泉純一郎首相が歴代首相として初めて訪朝し、金正日総書記と首脳会談を行った。このとき金総書記は国家の関与を公式に認めて謝罪し、拉致被害者の数名が日本に帰国することになった。  このとき日本側が把握していない拉致被害者の存在も明らかになったものの、そこに石川さんの名はなかった。石川さんの行方は一向にわからず、ただ時間だけが過ぎていく。  石川さん失踪は、まったく手がかりのない未解決事件だった。  
 しかし、事件発生から26年後、思わぬ展開を迎えることになる。  足立区の女性教師(29)を「殺害して埋めた」と時効成立後に自白した男の“狡猾な計算” 完全なる逃げ得を狙ったあまりに憎々しい発言とは  へ続く

2004年8月21日、石川さんを殺害したという男が綾瀬警察署に出頭してきたのである。1973年から石川sんと同じ小学校で警備主事として働いていた男だ。事件当時は42歳。

感想
1978(昭和53)年8月15日殺害
2004年8月21日出頭 26年後
2024年8月23日 文春オンラインで公表

なぜ綾瀬警察、警視庁は出頭してきたことを公表しなかったのでしょう?
殺人の時効が成立しているので逮捕はできなくても、公表は出来たはずです。

警視庁が何もしなかったことが公になることを避けていたのではないでしょうか。
十分な捜査をしなかったのです。
怪しい人物がいたのに・・・。

 29歳の人生、家族の無念、は計り知れないです。

横浜市教委、異例の大量処分26人 いじめ自死と傍聴妨害、前教育長も減給相当 ”きちんと処分は必要/それにしても教育関係者がひどすぎる”

2024-08-24 01:26:26 | 社会

 いじめ被害を受けた横浜市立中学2年の女子生徒が2020年に自殺した事案と、市教育委員会の教職員による性加害事件の公判で第三者の傍聴を妨害した問題を巡り、市教委は23日、法律に基づく対応を怠ったなどとして、退職者を含む当時の幹部職員延べ26人を処分したと発表した。また、それぞれの問題への対応を誤ったとして、山中竹春市長が前教育長に「減給相当」などの注意を言い渡した。  
 市教委はいずれについても、地方公務員法に基づく懲戒処分だけでなく、社会的な影響の大きさを踏まえて法律上の効力を持たない人事的な処分にも踏み切ったため、対象者は異例の規模となる26人に上った。同日の会見で山岸秀之総務部長は「教育行政に対する信頼を著しく損ねたことを心よりおわび申し上げる」と陳謝した。  
 ただ、女子生徒の事案を巡っては、学校が自死後にいじめ被害を認めて報告書を作成したにもかかわらず、市教委人権健康教育部などが報告を取り下げさせていたことが新たに判明したほか、取り下げに至るやりとりの記録も残していなかったという。いじめ防止対策推進法に基づいて速やかに重大事態調査へ移行せず、学校から遺族への報告書案にあった「いじめ」の文言を最終的に削除するなど、既に明らかになっている経緯も含めて組織の体質が浮き彫りとなった。

感想
 山中竹春市長はこれまでの市長がやらなかった市民の対策を実行されていますね。
出産費用ゼロの実現 
カジノ・IRの誘致撤回 
中学校給食の実現 
こどもの医療費の無償化 
コロナ対策 
  横浜市民は良い判断をしましたね。
兵庫県民、上越市民は間違えた判断をしました。
でも上越市民は市長を辞めさせる行動を起こしています。
兵庫県民は遅いです。維新と自民党が動かないからでしょうか。