幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ことばのともしび」末盛千枝子著 ”この困難にもきっと何か意味があるとプラス思考で生きていく、それを実践されている著者”

2024-08-01 15:44:15 | 本の紹介
・マザー・テレサの言葉
「あなたがもしベストを尽くしたのなら、どのような結果になっても、がっかりしてはいけません」

・祈りながら待つということは、もうすべてを天にお任せして、自分では求めていた事さえほとんど忘れてしまっている、そんなことだと思います。天に任せて、自分がいま果たさなければならないことだけに集中して日々を過ごす時、ふっと気がつくと、その求めていたことが本当に不思議な形で満たされているのを発見するkとおがあります。それを、そのような形で満たされたのだと気がつくためにも、心を澄ましていたいのです。
「求めよ、さらば与えられん」とはこのことだったのだと思っています。

・子どもたちが小さいときに夫に死なれたこと、長男が難病を持って生まれてきたこと、その上、やった見つけた彼にもできるスポーツで怪我をし、脊椎損傷になってしまったこと。そんなときにも、本当に苦しいとは思っていましたが、不幸だとは思いませんでした。たとえ悲しいことが待っていたとしても、たくさんの幸せもあったと思うからでしょうか。
 私がこのような人生を生きるように選んだわけではありません。ただ逃げなかった。涙を流しながらも、この人生を受け容れることができますようにと、願ってきたのです。人間はどのような環境に生まれるかを選べないのですから、うまれたときから、自分の条件を受け入れて生きるしかないのです。

・絵本『すばらしい季節』タシャ・チェ―ダー作

・『幸福に驚く力』清水眞砂子著
 清水さんがとても大切にしているのは、大きな恩恵の前で自分の小ささを知るということのようです。

・『聖人地獄へ行く』ジルベール・セブロン著
アベ・ピエールとその仲間をモデルとして書いたのだと思います。アベ・ピエールというこの方は労働司祭で、終生、路上生活者などのような虐げられた人々の味方として生きた人でした。

・八木重吉(キリスト教信仰に根差した数々の美しい詩を書いた詩人)
30歳になるかならないかで妻と二人の子どもを残して亡くなりました。彼の死後、子どもたちも相次いで亡くなり、妻の登美子は一人になってしまいました。それから彼女は、いろいろなところで住み込みの事務員や裁縫などをしながら生活していました。彼女は、どこへ行くにも、亡き夫の原稿の詰まったバスケットを大事に持ち歩いていたそうです。

・『幸福の王子』オスカー・ワイルド著

・渡邊二郎
「自分に与えられた運命を受け入れることが人間にとっての幸せである」
私は驚きと感動のあまり、車を止めてメモをとりました。
 おおおよそ人間は誰でも、大なり小なりさまざまな困難に出会い、生きていくのだと思います。それがやはり自分に与えられた運命です。そのようなものをすべて受け入れて生きていくこと、それこそが自分の人生だと思えるとき、人間は幸せなのではないでしょうか。

・『子ども本は世界の架け橋』イェラ・レップマン著

・私は子ども本の仕事をしています。それは、たぶんプラス思考が好きだからで。子どもに与える本は、子どもたちが人生というものを、どんなことがあっても「生きるに値するものだ」と思ってくれるようなものでなくてはなりません。
 ですから、、子どもに本を読んでやりながら、慰められたり励まされたりするのは実は大人の方だというのは、よくあることです。
 どんなに辛いことに出会っても生きていこうとすることができるのは、その人の中にプラス思考があるからです。そしておそらく、それこそが信仰というものではないでしょうか。
 子どもだろうが大人だろうが、誰もがさまざまな局面で出会う困難には必ず意味があると信じることができるならば、それは将来きっと何かすばらしいものが芽を出すための種になるでしょう。

・『100歳の美しい脳 アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち』

感想
 末盛さんはステキな本をたくさんご存知です。
それが、末盛さんのプラス思考を助けているように思いました。
 
「人生から逃げない」
自殺はまさに逃げなのかもしれません。
辛い、苦しい、時には痛みもあり、その状態から逃げたくなります。
でも、逃げずに目の前の一つひとつをやっていると、辛い、苦しい、痛いが大きいほど、大きな花、意味のあるもの、大きな幸せを生み出すのかもしれません。

 うつ病などメンタルを病んでいるとき「読書セラピー」が効果あるとも言われています。
何かその時の状況に適した本を読むことが救いの手になるかもしれません。