東京電力は、福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しに、8月22日に着手する予定だったが、操作手順を間違えて22日は着手に至らなかった。明日以降再調整するとしているが、再開は未定。
2011年に事故を起こした第一原発の1号機から3号機までには、核燃料が溶け落ちて金属などとまじりあった「燃料デブリ」が合わせて約880トンあると推定されている。
「試験的取り出し」は、事故後初めてこの燃料デブリを取出し、敷地外に持ち出したうえで研究機関でその性状などを分析するというもの。 燃料デブリは極めて高い放射線量で人が直接近づけないため、その扱いは廃炉作業の最難関と言われている。 また、この燃料デブリに触れた雨水や地下水などが「汚染水」となり、これを浄化したあと海水で薄めるなどして、「処理水」の海洋放出が行われている。
試験的取り出しは当初、2021年中に着手される予定だったが、ロボットの経路に堆積物の詰まりが発覚したことで、約78億円かけて開発した大型ロボットがすぐには使用できない状態となり、新しいロボットを制作するなどして3回延期されていた。
感想;
失敗ではなく、未知への挑戦をしているのではないでしょうか?
安倍元首相が「under contorol」と大見えを世界に発信されました。
でも実際は「out of contorol」が今も続いているのです。
ロボットだけで約78億円紛失しました。いくかお金をかけたら開発できるかわかりません。
しかし、この費用は原発の電気代に計算されていません。
まだまだ見通しが立ちません。取り出す技術がないのですから。
ますます費用がかさみ増す。
それは電気料金に上乗せされています。
多くの国は再生エネルギーに舵を切り、結果的に原発よりも安い電気を手に入れつつあります。
太陽光パネルは日本が先駆けて開発しましたが、国が支援しなかったために、今では見る目もありません。
政治が産業も駄目にした典型な一例になりました。
過去10年、日本の正対収入はマイナス5%。
韓国は2倍になっています。
安い労働力を求めて日本に生産が移ろうとしています。
OECD国の中で日本はかなり前から貧困国でしたが、さらに進んでいるようです。
ジャパン イズ ナンバー1と言われましたが、政治が悪くしたように思います。
その政権を選んだ国民が天に向かって唾を吐いた結果なのでしょう。
今からでも遅くないと思うのですが。
間違ったと思ったら正す。
斎藤兵庫県知事を県議会で不信任決議することです。
それに賛同しない議員は次回選挙で投票しないとすれば、議員も変わるのでしょう。
そして維新と自民党が見て見ぬ振りをしています。
信頼して良いのでしょうか?
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