・実は、リーダーシップの強弱は、”才能“よりも、その土台となっている”欲の強さ“で決まっています。
・私が何よりも確信をもって言いたいのは、他人に比べて才能があるかないかを考えるなんて、自分自身にとっては時間のむだというか、そんなことを考えて何の意味があるの!?という、実にくだらない、全く意味がないということです。
・自分の「強み」を知るための3つの属性
①T型(Thinking);思考力を強みとする人
②C型(Communication);伝える力や人と繋がる力を強みとする人
③L型(Leadership);人々を統率して動かす力を強みとする人
・リーダーシップは、生まれつきの特徴で決まっているのではなく、本人が意識して経験することで後天的に育つものなのです。
・欲
①「肉体的欲求」
②「社会的欲求」
③「精神的欲求」
・リーダーシップを身につけて得られる絶大なメリット
①一人では到達できない景色を見ることができる
②最強スキルによる経済的リターンが手に入る
③興奮と一緒に目が覚める毎朝が手に入る
・リーダーシップを成功させる『3WANTSモデル』
①“People ”Want!
人が欲するか?
(みんながやりたくなる! 巻き込まれる一人一人にとって魅力的か?)
②Want “People”!
人を欲するか?
(達成のために共同体を構成する個々人の奮闘が不可欠か?)
③”I” Want!
己が欲するか?
(あなた自身がその目的になれるのか?)
・リーダーシップが欠如している人は、自分のことで頭がいっぱいで、外向きのことに関心がないのです。「個」を超えた「公」のために、人を巻き込んで、やってみたいこと、成し遂げたいことがほとんどありません。
・あなたの「欲(=夢)」を追求する覚悟の強さそのものが、あなたのリーダーシップの”出力“の上限値だと思ってください。
・リーダーシップを育成しやすい環境へ泳げ!
・リーダーシップを伸ばしやすい3つの環境
①特徴を強みとして活かせる環境
②「自分がやらねば!」と思い込める環境
③広い視野と職責スペースが持てる環境
・リーダーシップをできるだけシンプルに捉えると、その本質は「人を本気にさせる力」だと私は考えています。人々が達成したくなるワクワクするような未来の完成形を描き出し、それが絵空事ではなく本当に実現できそうだと信じさせる力。そして、その物語の中でその人ならではの特別な役割を演じられる相手に信じさせる力。
感想;
会社は人事異動で組織長を拝命するので、やるしかないのです。
この本に書いてある通り、経験がリーダーシップ力を育成するのは実感しました。
人の前で話をする、リーダーになる、苦手でした。
でも不思議ですね、失敗を繰り返しながら経験を積んでいくと何とかなるものです。
そして会社でのリーダーとしての経験がボランティアにも生かされました。
ボランティアはリーダーやるかどうかは自分の判断でした。
私は次の三つを判断の指標にしていました。
①それをやる意味があるかどうか
②他にやる人がいるかいないか
③私がやることがその状況で一番良いと自分が思うかどうか
そしてなにより、一緒にやってくれる人が集まるかどうかです。
一人ではいくら頑張っても限界があり難しいです。
いろいろやって、大きな成果が得られましたが、それよりも仲間と一緒に普段では味わえないような経験をたくさんできたことが、一番有難かったです。
やっているときは大変でしたが、今から思うとそのやっている時が楽しかったのだと思います。貴重な良き想い出を蓄えることができました。
ある本に人生とは想い出創りと書いてありました。
そして困難があっても仲間がいることが乗り越える力になったように思います。
新しいことをやる場合、必ず反対する一定の層がいます。しかし、その反対する人が行動を起こしてくれると良いのですが、反対のための反対に終わっている人が多いです。
2:6:2
真ん中の6割の人に働きかけて仲間を増やすことが成功を導くように思います。
この本に、自分にリーダーシップ力があるかないか悩むことよりも、一歩前に踏み出すこととありましたが、その通りだと思います。
これはリーダーシップに限らず、今の仕事や今の役割を自分が出来るかどうか心配になったり悩んだりしがちですが、そんな悩む時間があれば、出来ることを一つでもやることなのでしょう。そしてそれに関係する本を読み、自分の知識を高めることなのでしょう。悩んで苦しむ時間があるならその時間を本を読む時間に使った方が未来に役立つと思います。
まさにお釈迦さまが言われている「過去も未来もない。あるのは今だけだ」に通じつものだと思います。
今やるべきことをする。そして今やるべきことに”意味”があるかどうかを考えて、意味があるならやる、意味がないなら意味のあることを見つけて行うことなのでしょう。
今何をやるか! まさにその結果が未来なんだと思います。そして過去は今にいかすことなのでしょう。
時間は有限であり、限られています。自分がやりたいことに使いたいです。そして出来ればその時間を有意義に使いたいです。ただ、ハンドルに遊びがあるように”遊び”も大切だと思います。それはエネルギーになります。
その人を評価する場合、大切なお金と時間を何に使っているかを見ればわかると言います。
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