人工呼吸器を使い、生活のすべてに介助を得ながら暮しています。
・「自分にできることは何か」を求めて、健一は絵を描くこと、私は詩を書くことにたどりつき、自身の生きるてごたえをつかみました。
・悩み考えた末に、何か自分で生きた証を残したいという気持ちが強くなり、どのような形でそれを残していけるかを自問自答する日々が続きました。そうした日々を送っていた折に、病棟の周りの桜を見に行く機会があり、満開の桜が風に棚引きとても綺麗で心が癒されました。嫌なことや悩んでいた暗い気持ちも全部、吹き飛んだような気持になりました。この時の体験がきっかけとなり、心を癒す花の絵を描くようになりました。
・何も言わずに
さすってくれた
祈りを込めて
さすってくれた
決して 忘れない
・しあわせ
輝く
こころの大地は
すべて自身で
拓けと母は
・母の祈りか
あなたの
大丈夫と言った
心に
わたしは賭けます
・自分にも
やれることがある
その光は
離さずに
いたいと思う
・きっかけは
何処にでも
転がっている
自分の心
一つで決まる
・自分の力で
見いだした
ことのみが
本当の暗闇の
灯火になる
・どうしようも
なくなった時
勇気は
やむにやまれぬ処から
自発するのだ
・ただの空が
ただの雲が
ただの風が
こんなにも
喜びになる
・書いてみる
以外に書ける
萎えていたのは
手じゃない
思いの力
・思いを貫こう
人と自分に
気兼ねしているうち
一生が
終わってしまう
・ぼく自身も
誰かの伴走者となって
はじめて
完走できると
思うのだ
・人から声かけてもらうの
ただ、待っていたら
どうにもならないんだ
生き抜くって
そういうことだったんだ
・天井と窓辺を
見ているばかり
できないだらけの毎日に
この指先から
風光るのが見えた
・弾力を失った
闇の中の魂に
生きゆく力を
蘇生させるには
自ら光となるのみだ
・どうせまた
何も変えられないと
恐れていること
宿命が
人を不幸にするのではない
・乗り越えるというのは
完了ではない
一つの峠を歩き
また一つの峠を
歩き続けていくことだ
・先に何が起こるか
誰にも分からない
魔法はない
あるのは
二人の祈りだけだ
・本当に
心の底から
願っていることに
向き合えば
いのち 輝く
感想;
「自殺会議」末井昭著 ”死なないでください”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/f8cbc6774a7689dc20d57a13bc38839d
この本で、岩崎航さんを知りました。
兄と一緒に詩画集を出されたのがこの本です。
何もできないと思ってしまいがちになりますが、多くの人に生きるエネルギーと癒しを与えておられるように思います。
・「自分にできることは何か」を求めて、健一は絵を描くこと、私は詩を書くことにたどりつき、自身の生きるてごたえをつかみました。
・悩み考えた末に、何か自分で生きた証を残したいという気持ちが強くなり、どのような形でそれを残していけるかを自問自答する日々が続きました。そうした日々を送っていた折に、病棟の周りの桜を見に行く機会があり、満開の桜が風に棚引きとても綺麗で心が癒されました。嫌なことや悩んでいた暗い気持ちも全部、吹き飛んだような気持になりました。この時の体験がきっかけとなり、心を癒す花の絵を描くようになりました。
・何も言わずに
さすってくれた
祈りを込めて
さすってくれた
決して 忘れない
・しあわせ
輝く
こころの大地は
すべて自身で
拓けと母は
・母の祈りか
あなたの
大丈夫と言った
心に
わたしは賭けます
・自分にも
やれることがある
その光は
離さずに
いたいと思う
・きっかけは
何処にでも
転がっている
自分の心
一つで決まる
・自分の力で
見いだした
ことのみが
本当の暗闇の
灯火になる
・どうしようも
なくなった時
勇気は
やむにやまれぬ処から
自発するのだ
・ただの空が
ただの雲が
ただの風が
こんなにも
喜びになる
・書いてみる
以外に書ける
萎えていたのは
手じゃない
思いの力
・思いを貫こう
人と自分に
気兼ねしているうち
一生が
終わってしまう
・ぼく自身も
誰かの伴走者となって
はじめて
完走できると
思うのだ
・人から声かけてもらうの
ただ、待っていたら
どうにもならないんだ
生き抜くって
そういうことだったんだ
・天井と窓辺を
見ているばかり
できないだらけの毎日に
この指先から
風光るのが見えた
・弾力を失った
闇の中の魂に
生きゆく力を
蘇生させるには
自ら光となるのみだ
・どうせまた
何も変えられないと
恐れていること
宿命が
人を不幸にするのではない
・乗り越えるというのは
完了ではない
一つの峠を歩き
また一つの峠を
歩き続けていくことだ
・先に何が起こるか
誰にも分からない
魔法はない
あるのは
二人の祈りだけだ
・本当に
心の底から
願っていることに
向き合えば
いのち 輝く
感想;
「自殺会議」末井昭著 ”死なないでください”
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/f8cbc6774a7689dc20d57a13bc38839d
この本で、岩崎航さんを知りました。
兄と一緒に詩画集を出されたのがこの本です。
何もできないと思ってしまいがちになりますが、多くの人に生きるエネルギーと癒しを与えておられるように思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます