・小さな違反を見逃すな
法律を破るような故意の違反は、犯意による犯罪になります。例えば、飲酒運転、はなはだしいスピード違反、粗大ごみの不法投棄、などです。ところで人はある日突然、これらの違反をするというものではなく、最初は、酒気帯び、ちょっとしたスピード違反、ポケットのゴミを道端ににまき散らかす、などからスタートし、徐々にエスカレートしていくものです。この小さな違反の段階でつかまった人は、幸せかもしれません。事業者所でも大きな違反には、必ず小さな違反と言う前兆があります。ですから小さな違反を見過ごさないことが大切になります。
・社会心理学(説得心理学)では、KABモデルというものがあるそうですが、この段階を踏みながら、規則遵守が行動として定着するところまでもっていく必要があります。
K(knowledge)規則を知っている;
規則を教え、知ってもらわなくてはだめですが、知っているだけでははだめです。タバコの害を知っていても、禁煙しなければ知らないのと同じです。
A(attitude)前向きの態度を見せる;
禁煙をしようと前向きの態度を見せるまでです。ただ、それが長続きしないと困ります。
B(behavior)行動できる;
禁煙が無意識の行動となるkところです。ここまできてはじめて説得が成功したといえます。
・COCOM(contextual and control model:ココム)
感想;
不正なことをしてはいけないとだけでなく、不正なことは会社を潰すことのお手伝いをしているのだということを伝えることなのでしょうね。
またその製品を信頼して使って下さっているお客様の信頼を裏切ることにもなるということです。
自分の行っていることを、胸を張って愛する人に堂々と言えるかどうかも大きいですね。
そして
①不正なことをなぜしてはいけないか?
②不正なことをするとどんなことが起きるか?
③不正なことをしないためにどうしたらよいか?
を皆で考えることが必要なのかもしれません。
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