英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『東京スカーレット ~警視庁NS係』 第2話 簡単感想

2014-07-25 17:07:12 | ドラマ・映画
・謎の女に依頼され、死体を4つに切断し、バラバラに埋めたと小田という男が自首してきた
・供述の場所の確認すると、すでに3か所は掘り起こされた後で、一か所だけヒトの腕が発見された
・掘り起こした男を突き止め取り調べると、やはり謎の女からの依頼だったという

非常に不可解な事件だが
真相は売れっ子漫画の新居の建築を遅らせるため、死体遺棄事件をでっち上げた。
漫画家の巨額の住民税で、過疎の村の財政が維持され、引っ越されては困るというのが動機だった。

 面白い発想だとは思う。
 しかし、≪『相棒』がネタにしそうな事件で、それなら『相棒』で見たかった≫と思ってしまった。

 なぜか?
 NS係のメンバーのキャラクターが面白くないから。
 特に、鳴滝杏。水川あさみさんは好きなんだけど、この鳴滝杏には少しも魅力を感じない


 あと、阿藤刑事(生瀬勝久)の過去について、取り調べ中の小田(梶原善)に突っ込ませるのは、相当強引。

【ストーリー】番組サイトより
 鳴滝杏(水川あさみ)が正式に警視庁捜査一課NS係に配属された。しかし捜査一課内でも“お飾り部署”と揶揄されるNS係には取材対応くらいしかやることがない。そんなNS係に岩井課長(中村雅俊)が初仕事を持ってきた。上野北署に自首してきた小田(梶原善)という男が供述した死体遺棄の真相究明だ。小田はある人物にカネで雇われ死体を埋めたと語っているが、覚せい剤使用の前科があり供述の信憑性が疑われていた。
 出町いずみ(キムラ緑子)は小田を取り調べ、状況を確認する。小田は解体した死体を世田谷の空き地や八王子の山中など4ヶ所に埋めたという。いずみは手分けして死体を捜すよう指示。やがて杏は山中で白骨化したヒトの腕を発見、八王子以外の3ヶ所では何かを掘り返したような跡が見つかる。
 NS係たちが署に戻るとそこには宗介(生瀬勝久)が。宗介は捜査資料を眺めていたくせにこの事件に興味を示さず捜査にも協力しない。憤慨するいずみのもとに人気漫画家・夢野圭一郎(橋洋)が訪ねてきた。夢野は世田谷の空き地に家を建築中だったが死体遺棄事件の捜査のために中断を余儀なくされていた。
 その後の捜査の甲斐もあり徐々に事件の輪郭がわかり始めた。目撃証言が集まり始め、現場近くで遺留品と思しきライターが発見される。そんな折、宗介はこのまま解決すれば大手柄だと急に杏を褒める。スタンドプレーを続ける宗介に憤慨していた杏だが、この一言で俄然やる気に。しかし、その一方で宗介は独断で小田の取調べを始め…。
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「1個右」(中田七段作詰将棋)の解答

2014-07-25 11:31:07 | 詰将棋
「1個右 ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2014年4月号」の解答です。



 初図より、▲4七銀△2七玉に▲2五飛と両王手を掛ける手が目につきますが


 一見、2八には飛車が、1八には角が利いているので詰んでいるようですが、△1六玉と金を取られてしまい、失敗です。

 そこで、何となく初手▲2八桂を利かせてみたくなります。

 本当は、もう一段階読みを重ねて初手▲2八桂にたどり着くのが順当な思考順なのですが、解説の都合で「何となく」ということでスルーしてください。

 ▲2八桂に△2七玉とかわすと、

 ▲2五飛で今度は両王手が決まります。2八の桂で1六の金に紐がついているのがミソです。
 そこで、▲2八桂には△同とと取り、▲4七銀に△2七玉と逃げます。


 さて、ここで両王手が決まるのかと言うと……


 やはり1六の金が浮いているので、△1六玉で失敗です。
 ≪なんだぁ、初手の桂捨ての意味がないじゃん≫と思ってしまいそうですが、
 ここで▲1五飛と1筋右に飛車を動かすのが妙手です。(手に勢いが行き過ぎて、狙いより1個右に動かし過ぎたわけではありません)


 玉の逃げ場もなく、角の王手に合駒も利かないので、△5四馬と角を取りますが、


 ▲1七金で詰みます。



 初手の▲2八桂を利かさずに、▲4七銀△2七玉▲1六飛と進めると


 △2八玉と玉の行く手が開けているので、うまくいきません。
 初手で桂を捨てて2八の地点をふさいでおくのがポイントでした。


詰手順……▲2八桂△同と▲4七銀△2七玉▲1五飛△5四馬▲1七金まで7手詰
コメント (2)
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