“和田はな女流1級考” 「その1」、「その2」、「その3」の続きです。
和田はな女流1級の将棋を7局並べてみての印象は……「将棋がこなれている」
「こなれる」の意味は、国語辞典(旺文社)によると
①砕けて粉になる。
②食物が消化する。
③まざって調和する。よく熟して味が出る。
④熟練して身につく。円熟する。
将棋の場合、④の意味であるが、③でも良いような気もする。①も良いかもしれない(粉になった後、再生すれば)
上から目線になって申し訳ないが、和田女流1級の場合、若いこともあり、熟練、円熟の域までは達していないと思うが、《こういう将棋はこう指すもの》という指し口が多々見られ、戦い方のコツを身につけているように感じた。
センスもあり、よく研究し、稽古も積んでいるのだろう。精神的にも強く、指し手も柔軟で粘り強い……
…………《勝ち星が上がらないのが不思議》だ。なぜか?
木村女流1級戦や他の6局でも感じたが、
《不退転の決意が感じられない》
《”読み切れず、妥協する》ことが多く、《踏み込めない》
具体的には、「中盤では切り合いを避け、争点に歩を打って局地的に勢力を確保する」「ギリギリの一手勝ちを読み切らず、“王手○取り”で相手の攻め駒を抜く」という妥協策を採ることが多い。
【ここからは、更に私の憶測(妄想に近いかも)】
将棋世界のインタビュー記事を読んでの印象は
・才能があり(←将棋だけではない)、適応力があり、ソツなくこなすことができる。
・(才能があるが故)将棋に身を削るほどの修練、慟哭の経験はない(『将棋世界』のインタビュー記事の踏み込みが弱かっただけで、大変な思いをしているのかもしれないが)
・(多才であるが)将棋一筋ではない……“将棋一筋でなければならない”と主張しているわけではなく、いろいろなことを学び、チャレンジする豊かな人生も一局であろう。ただ、「では、何故、女流棋士になったのか?」という余計なお世話的疑問は感じる。
更に、“余計なお世話的戯言(ざれごと)を言わせていただくと
①将棋のレベル(特に終盤)をもう少し上げれば、将棋が長くなっても“結局は勝つ”ことができる
②(①の道ではなく)中盤でもっと踏み込む
もっと、勝てると思う。
和田はな女流1級の将棋を7局並べてみての印象は……「将棋がこなれている」
「こなれる」の意味は、国語辞典(旺文社)によると
①砕けて粉になる。
②食物が消化する。
③まざって調和する。よく熟して味が出る。
④熟練して身につく。円熟する。
将棋の場合、④の意味であるが、③でも良いような気もする。①も良いかもしれない(粉になった後、再生すれば)
上から目線になって申し訳ないが、和田女流1級の場合、若いこともあり、熟練、円熟の域までは達していないと思うが、《こういう将棋はこう指すもの》という指し口が多々見られ、戦い方のコツを身につけているように感じた。
センスもあり、よく研究し、稽古も積んでいるのだろう。精神的にも強く、指し手も柔軟で粘り強い……
…………《勝ち星が上がらないのが不思議》だ。なぜか?
木村女流1級戦や他の6局でも感じたが、
《不退転の決意が感じられない》
《”読み切れず、妥協する》ことが多く、《踏み込めない》
具体的には、「中盤では切り合いを避け、争点に歩を打って局地的に勢力を確保する」「ギリギリの一手勝ちを読み切らず、“王手○取り”で相手の攻め駒を抜く」という妥協策を採ることが多い。
【ここからは、更に私の憶測(妄想に近いかも)】
将棋世界のインタビュー記事を読んでの印象は
・才能があり(←将棋だけではない)、適応力があり、ソツなくこなすことができる。
・(才能があるが故)将棋に身を削るほどの修練、慟哭の経験はない(『将棋世界』のインタビュー記事の踏み込みが弱かっただけで、大変な思いをしているのかもしれないが)
・(多才であるが)将棋一筋ではない……“将棋一筋でなければならない”と主張しているわけではなく、いろいろなことを学び、チャレンジする豊かな人生も一局であろう。ただ、「では、何故、女流棋士になったのか?」という余計なお世話的疑問は感じる。
更に、“余計なお世話的戯言(ざれごと)を言わせていただくと
①将棋のレベル(特に終盤)をもう少し上げれば、将棋が長くなっても“結局は勝つ”ことができる
②(①の道ではなく)中盤でもっと踏み込む
もっと、勝てると思う。
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