英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

ツユクサとエノコログサ(ネコジャラシ) 8月27日撮影

2011-09-09 16:24:38 | 歳時
★ツユクサ(露草)【8月27日撮影】

 昨年もご紹介していますね。2010年10月19日記事『露草と蒲公英とピンクの…』ですが、撮影日は10月2日でした。
 露草はその「ツユ」という音から、「梅雨」を連想しますが、私の実感では盆過ぎから9月によく見かける気がします。調べてみると6月~9月だそうです。
 ちなみに、ムラサキツユクサは北米原産で、写真のツユクサ(東アジア)とは別種です。

 写真の出来は昨年の方が良いですね。難しいんですよ、露草は。草丈が低くて草むらの中に生えているので。
 青色がとても清清しくて好きな花です。

★エノコログサ(ネコジャラシ)【8月27日撮影】

 昨年の記事『露草と蒲公英とピンクの…』には、アキノエノコログサが登場していますが、これはエノコログサ。違いは穂の季節かというとそうではないようです。エノコログサは7月あたりくらいから見かけました。秋深くなっても生息しているようです。アキノエノコログサも6月から咲き始めるそうです。
 私は秋の草だと思っていて、見かけてもエノコログサだと思っていた可能性が高いです。
 両者の大きな違いは穂の長さで、短くて直立しているのがエノコログサ、長くて垂れているのがアキノエノコログサです。
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『ブルドクター』 第10話 「禁断のメス!移植手術の真相」

2011-09-08 23:10:31 | ドラマ・映画
 いろいろ盛り上がったつもりの前回……
……珠実(江角マキコ)と高広(市川亀治郎)の夫婦崩壊、知佳(石原さとみ)と名倉(稲垣吾郎)の破局、武田教授(小日向文世)の事件(死体検案書偽造、階段転落)、八代(マギー)の脅迫メール……
 しかし、盛り込み過ぎと掘り下げの甘さ、バランスの悪さ、ストーリー展開のためのキャラクターの道具化(話によって性格が一変)によって、私の評価は落ちる一方(もともと低かったが)。
 先週は怒りまくったので、今回は少し落ち着いています。惰性で書いています。

①高広の不満の原因が微妙にすり替わっている
 先週はやたら「自分の時間」がないことを繰り返していたが。今週は「良い夫」「良い父親」「良い婿」を演じるのに疲れる→余裕がない→自分の時間がない、と不満の元をスライドさせていた。(先週も「良い夫」「良い父親」という言葉は使っていた)
 で、究極の自分の時間が歌舞伎!プロみたいな腕前だった!(笑)
 まあ、確かに珠実(江角マキコ)と生活するのは息が抜けないね。
 不満の因が微妙に違うのは、ちょっとごまかしじゃない?

②別れて正解
 名倉(稲垣吾郎)は自分だけを愛し、人の気持ちが理解できない男だった。まあ、それにしても、今週の(稲垣吾郎ならではの)バカ男ぶりには呆れてしまう。そういう設定だとは思うが、知佳はよくつき合ってこれたものだ。いったいどこに惚れたのだろうか?このあたり、結局描かれずじまいなのか?それとも、最終回にどんでん返しがあるのだろうか?

③武田の娘・美亜(志田未来)の猪突猛進ぶり
 父の異常によって、先週から豹変した美亜、今週もその猛進ぶりを発揮する。
 父への殺人未遂疑惑、その原因をいぶかしがり、珠美に食って掛かる勢い(実際は踏みとどまる)、また父を放ったらかしにして八代のアパートに押しかけ、八代の妻が美亜の憧れの女医でお世話になっていたにもかかわらず、その妻の前で、脅迫メールの件を問い詰める暴走ぶり。いかに父親の件で動転しているとはいえ、極端すぎ。

⑥そもそも武田教授の脅されたネタが微妙
 臓器提供者が移植手術の最中に医療ミスによって死亡してしまった。武田教授の場合、提供者が妻で、被移植者が娘、私が彼の立場でも同じ選択をするだろう。妻の死が全くの無駄になってしまう。
 もともと隠ぺいする意思がないようだったので、移植したのち報告をして処罰を受けた場合、どのくらいの罰が下されるのだろうか?このあたりをはっきりさせて欲しかった。
 娘の移植がらみの不正が脅しのネタだとは思ったが、上記の罪なら、死因を捏造することとを天秤にかければ、もともと人格者の武田教授なら罪を明らかにする道を選んだように思う。
今、悪の道を選ばないと、娘の命が危ういという状況ならまだしも、後日の脅しなのだから。
 もっと、移植がらみであくどい事をして、娘にそれを知られるのが怖かったわけでもなく、医師としてはともかく、父親としては恥じない選択だったはずで、「禁断のメス!移植手術の真相」と銘打つほどではなかった。

⑤八代の不可解な行動
 え?家に普通に居たんだ?
 自殺でもするのかと思った。
 メールの件、研究室での露見ぶりといい、今回のアパートでの暴露といい、いきなりバレ過ぎ。所詮、使い捨てキャラか(時間の省略)。

⑥モタモタしているから
 インスリン混入事件など、事態は急を要しているのに、相変わらず夫婦喧嘩などうつつを抜かしているから、縄文寺(鹿賀丈史)に先を越されてしまったじゃないか!
 まあ、先を越されたのはお約束だから良いとして、その急を要する事態においても恋愛話を混入するから、緊迫感なし、ダラダラ感だらけ印象。

 死因究明と、仕事と家庭の板挟みに悩む女性の二つをテーマにするだけでも難しいのに、武田教授疑惑のミステリーをずっと引っ張ったものだから、ストーリーが破裂してしまった。せめて武田教授がらみの件はなくすべきだったと思う。

【①の補足】
 先週の夫婦崩壊の割には、なし崩しに仲直りしている。姑さんに諭されたといっても、息子を迎えにいっている段階で家に帰るつもりなのだろう。
 何か思い直すきっかけというものがなければ、先週の夫婦崩壊は何だったのだろうと思う。
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『移動攻撃』 森信雄七段作 【解答】

2011-09-08 22:54:24 | 詰将棋
『移動攻撃』 森信雄七段作(9月3日記事)の解答です。


 詰将棋を解き慣れた方なら第一感は▲3六飛だと思いますが、どうなんでしょう?私も勝手さんも第一感は同じ(▲3六飛)だったようです。

 焦点の飛車捨てで、△3六同香なら1四の角の利きが遮られて▲4七金と打てます。また、△3六同角なら3五の香の利きが遮られて▲3七金が打てます。そして△3六同玉でも同様に3五の香の利きが遮られるので▲3七金(一見成功図)と打てて、詰むように思えます。

 ところが、この図をよく見ると、玉が移動したことにより5五の角が3七に利いてくるので失敗です。いかにも、正解っぽい飛車捨てでした。



 では、正解は?

 そう、同じ焦点の一打でも▲3六金(正解図)が正着です。
 飛車を捨てたいところに敢えて金を打つのです。詰将棋的にはこの手は重複感があります。さらに、なけなしの金を先に捨てるので、ためらいを感じます。
 しかし、ご安心を。△3六同角には▲3七銀(詰め上がり1図)


 また、△3六同香には▲4九飛(詰め上がり2図)

 で詰め上がります。

 ▲3六金によって玉方守備駒を引きつけて、ひらりと飛車(銀)を移動して攻撃する感じが、バレーボールの移動攻撃を彷彿させます。
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少し困っています

2011-09-04 21:18:20 | 日記
 今夜、ノートパソコンを起動したら、ネットに繋げない状態になっていました。(今は事務所(仕事場)のPCでアップしています。
 少し不便です。
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『移動攻撃』 森信雄七段作

2011-09-03 23:50:37 | 詰将棋

 『将棋世界』2011年8月号 「あっという間の3手詰」 第1問
 『将棋世界』の森七段と中田七段のコーナーは全問解いて、少しおこがましいのですが、評価して印をつけます。第1問に二重丸を付けるのは珍しいのですが、改めて解いてみて納得しました。
 例によってタイトルは、私が勝手に命名しましたが、先日の中田七段作にバレーボールの攻撃名を付けたので、それに対比させて付けました。
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新・警視庁捜査一課9係season3 第9話 『殺意の赤いライン』

2011-09-02 18:01:34 | ドラマ・映画
 最近の傾向なんでしょうか、盛り込みすぎの感が強いです。フェイクの容疑者が多いのは好きなのですが、多過ぎて未消化になっています。
 『ブルドクター』同様、回を追うごとに不満点が増えてきています。

①またも、2段階殺人
 このドラマに限らず、このパターン多過ぎ。まず事故や過失で被害者にケガを負わせ、殺したと思い込みその場を去り、後から来た犯人がトドメを刺すパターンである。
 このドラマだけでも、先週、先週ですよ!(…元テニスプレーヤーが殺された事件)。
 その他にも小料理屋店主が殺された事件もそうだったと思う(まだあるかもしれない)。
 他のドラマでは『京都地検の女』でもあったし、他のドラマでもあったように思う。

②被害者が毒を撒き散らす
 こういうパターンを否定するつもりはありません。私が嫌いなだけ。
 殺人を肯定する意は全くありませんが、被害者がもっとまともな人だったら、殺されることもなかったし、殺しをする必要もなかったのにと強く思ってしまいます。生きていて、毒を撒き散らして多くの人が不幸になるよりはと思ってしまいます。そう思う自分に疑問を感じてしまいます。
 今被害者は、マネージメントされたアイドルは彼女に感謝していたようだし、娘も慕っていた。自分が手塩にかけた娘、アイドルを思うあまりの行き過ぎた行動だったようですが、周囲はたまったもんじゃない。モンスターペアレント振りのせいで、ノイローゼや免職に追い込まれる教師、モンスターマネージャー振りにより首を切られた芸能関係者は、気の毒としか言いようがない。
 マネージャーなら、タレントが働きやすいように周囲に気配るのがプロじゃないの?
 そういう不満を感じていたら、最後に娘の誕生日のプレゼントを披露して、被害者の「良い人ぶり」を強調していた。それって必要?

③フェイクをばらまき過ぎて、回収できなかった要素
 他のブロガーの方も指摘していましたが、被害者の首に付着していた鉛筆の芯は、いったいなんだったのか?
 アイドルの彼女が何故怪我をしたのか?ある程度推測はできるが、説明不足だった

④微妙なタイトル「殺意の赤いライン」
 このタイトルだけだと、ネタばれにはならないが、登場人物に脚本家がいるとなると、ピンと来てしまう。アイドルや共演者の台本と言う線もあるけれど、脚本家の登場の仕方が思いっきり不自然だった。
 それと、被害者の指に赤いインクが付着していたというが、前日、或いはその前の日に付着した可能性を示唆していたが、マネージャー、手を洗わないのかな?

⑤墓参りドタキャンもフェイク
 冒頭、係長父娘での墓参りがドタキャンになったと知り、「なかなか、うまくいかないなあ」と思っていたら、ドラマの最後に日を改めてとは。このフェイクって、必要?
 先週の今回の予告編で、矢沢の妻が大々的に登場していたが、最後にちらっとだけ。これもある種のフェイク。
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『ブルドクター』 第9話 「暗黒病棟…もう誰も信じない」

2011-09-01 21:25:56 | ドラマ・映画
 毎回くどいようですが、要素を盛り込み過ぎで、今週はさらに、ぐだぐだになってしまいました。崩壊してしまったと言っても良い気がします。

①夫婦喧嘩(崩壊)の理由って、それ?
 夫婦喧嘩と言うより、一方的に高広(市川亀治郎)が切れてしまったのですが。
 それにしても、高広の不満の理由が「自分の時間がない」からとは、呆れてしまう。珠実(江角マキコ)の強引さなどに対する不満ならともかく、もっと譲って珠実の存在、例えば圧迫感で休まらないというのならまだしも、「ひとりの時間がない」からと言うのでは、初めから夫婦生活の全否定である。妻が珠実でなく誰であっても夫婦に成り得ない。
 「言って欲しかった」「気づいて欲しかった」と、夫婦喧嘩らしい口論だが、根本はそれ以前の問題。気が休まるはずの家庭が、高広にとってはそうでなかったって、修復しようがない(まあ、初めから夫婦ではなかった)。
 「ゲームだって簡単に買え与えたわけではない。ゲームをしている間だけは自分の時間ができる」
 「義母が毎日のように来る(何かと気を使わないといけない)」
 いやあ、ゲームを買った理由もそれ?安易に買っただけじゃん!

②知佳(石原さとみ)と名倉(稲垣吾郎)の疑似恋愛
 知佳が名倉に一目ぼれしたとしても、つき合いは長いみたいだが、名倉の良いとことかどこを好きになったのかが不明、さっぱり分からない。
 それで、涙ながらに、夜遅く「別れた」と電話されてもと思ってしまう。女子中学生か?
 だいいち、涙を流すほどの恋愛だったとは思えない、ドラマを見る限り。
 ヒロイン(珠実、知佳)ありきで、ふたりを素敵に見せるドラマだが、相手の男性があまりにも幼稚過ぎだった。

③武田教授(小日向文世)が放ったらかし
 意識不明状態、しかも、死体検案書偽造、メールで脅されていたなど、大変な事態なのに、夫婦不和、恋仲破綻などの愚痴話。第2、3話ならともかく、クライマックスの武田教授疑惑、転落事故の最中に、それ?しかも、①②の内容(夫婦、恋愛になっていない)。

④八代(マギー)も放ったらかし
 相当追い詰められていた様子の八代、誰も追わないの?薄情な仲間だ。それに、真相を知るため追求するべきであろう。
 八代が脅迫メールを送っていたのは、ドラマとしてはありだが、単なる使いっ走りなら、情報漏洩だけで、脅迫までするのは不自然。黒幕の秘書が脅すのが妥当であろう。
 メールを覗かれるのは、迂闊すぎ。

⑤美亜(志田未来)の豹変
 父親の疑惑、重体。八代の脅迫メール。父親の精神的圧迫の一因に珠実があった。美亜にとっては衝撃の事実の数々であったが、今週の知佳の態度は、今まで表わされてきた美亜の人格を否定するほどの豹変ぶりだった。
 聡明な医学生で、正義・真実を追求し、珠実に心酔していたはずで、珠実に父親の重体の根本原因ではないのは分かるはず。八つ当たりとしか思えない。
 珠実は教授からの預かり物、知佳より美亜に相談すべきではないのか?

⑥開かずの保冷庫
 教授の切り札(死体検案書偽造の証拠)の保管場所は、研究室の保冷庫だった。あんな堂々とした所にあって、ずっとカギがかかったまま。誰も疑問に思わないの?

⑦koumamaへ
 ああいう時(彼女が切れて「帰る」言って去ってしまった時)は、追いかけないとだめなの?ひとつ勉強になりました………「今さらなの?」とkoumamaに突っ込まれそうですね。
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