古今和歌集 0614 2021-07-05 19:30:13 | 古今和歌集 たのめつつ あはでとしふる いつはりに こりぬこころを ひとはしらなむ たのめつつ あはで年経る いつはりに こりぬ心を 人は知らなむ 凡河内躬恒 期待を持たせておきながら逢わずに年月を経させる不実に、それでも懲りずに思い続ける私の心をあの人に知ってほしいものだ。 つれない振る舞いを恨みつつも思い続けずにいられない恋の苦しみですね。