ゆめぢにも つゆぞおくらし よもすがら かよへるそでの ひちてかわかぬ
夢路にも 露ぞおくらし 夜もすがら 通へる袖の ひちてかわかぬ
夢の通い路にも露が置くらしい。夢で夜通し愛しい人のもとに通った私の衣の袖が濡れて乾かない。
初句「夢路にも」は、「起きている間はもちろん、夢の中でさえも」ということですね。
この歌は、古今和歌集(巻第十二「恋歌二」 第574番)に入集しており、そちらでは第二句が「露やおくらむ」とされています。
ゆめぢにも つゆぞおくらし よもすがら かよへるそでの ひちてかわかぬ
夢路にも 露ぞおくらし 夜もすがら 通へる袖の ひちてかわかぬ
夢の通い路にも露が置くらしい。夢で夜通し愛しい人のもとに通った私の衣の袖が濡れて乾かない。
初句「夢路にも」は、「起きている間はもちろん、夢の中でさえも」ということですね。
この歌は、古今和歌集(巻第十二「恋歌二」 第574番)に入集しており、そちらでは第二句が「露やおくらむ」とされています。