連休ももう終わりですね。そして 28-1 まで残り1ヶ月とちょっと。今日は早朝から四字熟語の復習をしていましたので、その中から演習問題を50問です。本試験の(五)四字熟語の設問では直接問われることのない【●●之●】という形のものも含まれていますが、(一)読み(二)書き取り(九)故事・諺などの設問の役に立ちますから、この形の四字熟語も必ず学習しておきましょう。
では、問題です。空欄に当てはまる語句を選んで漢字で書き、かつ、その熟語の意味を選択肢から選んでください。
1. ( )委靡
2. ( )頓挫
3. ( )切切
4. ( )散木
5. 因循( )
こうしょ せいせい たいだ ちょれき ちんうつ
ア. 詩文の風格が高く内容が深くて文章中の字句の意味がすらすらと通らず、滞ること。
イ. 身体や気力などが、次第にくずれおとろえること。
ウ. 役に立たない人や物。
エ. きわめてものさびしいこと。
オ. 古い習慣や方法にこだわってその場しのぎの手段を取ること。
1. 頽堕 2. 沈鬱 3. 凄凄 4. 樗櫟 5. 苟且
イアエウオ
3.に関して、「漢検 四字熟語辞典」ではこちらは【凄凄】ですが、【風雨淒淒】では【淒淒】と書き分けられています。【凄】と【淒】、意味や用法はほぼ同一のようですが、「漢検 漢字辞典」でも別字とされています。学習当初から気になっているのですが、これは書き分けないと誤答とされるのでしょうか?
6. 牛溲( )
7. ( )叢裏
8. 摩頂( )
9. ( )晏起
10. ( )絶塵
けいきょく そうしん ちょういつ ばぼつ ほうしょう
ア. 非常に軽やかに速く走ること。馬などが疾駆するさま。
イ. 乱臣、逆臣の家の形容。
ウ. 夜早く寝て朝おそく起きる。赤子や幼児のさま。
エ. 無用なものや役にたたないもののたとえ。
オ. 自分の身を犠牲にして他人のために尽くすこと。
6. 馬勃 7. 荊棘 8. 放踵 9. 蚤寝 10. 超軼
エイオウア
11. 抱関( )
12. ( )致誠
13. 斗量( )
14. 倍日( )
15. 翼覆( )
うく がんあい げきたく そうそう へいこう
ア. 自分のことを謙遜していう語。人や物があり余るほどあること。
イ. 哀切な気持ちと誠の心をささげて死者を弔うこと。
ウ. 翼で包み抱き温める。いつくしむこと。愛撫すること。
エ. 低い役職の人のこと。
オ. 昼夜をわかたず急いで行くこと。
11. 撃柝 12. 銜哀 13. 帚掃 14. 并行 15. 嫗煦
エイアオウ
13.の【帚掃】、いつも前後の順番がどちらだったか分からなくなります・・・
16. ( )三窟
17. 迦陵( )
18. ( )聴従
19. 厭聞( )
20. 磨揉( )
えんべん こうと せんかく びんが よちょう
ア. 身を守るのに用心深いこと。
イ. 聞き飽きること。
ウ. 心がやさしく素直で、人の言うことに逆らわずにしたがうさま。
エ. 人をよい方向に教え導くこと。
オ. 声が美しいもののたとえ。
16. 狡兎 17. 頻伽 18. 婉娩 19. 飫聴 20. 遷革
アオイウエ
20.は「漢検 四字熟語辞典」にない熟語ですが、ちょっと気になっています。
21. ( )秋波
22. ( )縮栗
23. ( )空闊
24. 磑風( )
25. 尨眉( )
うそ こうはつ しょうう しょうしゃく びがん
ア. まわりくどく実際に適応できないこと。
イ. 白毛がまじった眉と白い髪老人のこと。
ウ. 美人のなまめかしい媚びる目つきのこと。
エ. 意気が阻喪して縮みあがっておそれること。
オ. 物事の前兆のたとえ。
21. 媚眼 22. 銷鑠 23. 迂疎 24. 舂雨 25. 皓髪
ウエアオイ
24.は【磑風】の方を問われても書けるようにしておきたいですね。
26. 仰観( )
27. 孫楚( )
28. ( )歯寒
29. ( )画粥
30. 冒雨( )
しんぼう せんきゅう そうせき だんせい ふさつ
ア. 密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなるということ。
イ. 仰いで天文を見、うつむいて地理を知ること。
ウ. 友人の来訪を喜んでもてなすこと。
エ. 貧乏に耐えて勉学に励むこと。
オ. 強情で負け惜しみの強いこと。
26. 俯察 27. 漱石 28. 脣亡 29. 断薺 30. 剪韭
イオアエウ
31. ( )之志
32. ( )玉匣
33. ( )五竜
34. 焦頭( )
35. ( )棘路
かいもん しゅじゅ とんこう らんがく りょうしょう
ア. 根本を忘れ、瑣末なことを重視すること。
イ. 政界の最高幹部のこと。
ウ. 美しいもののたとえ。
エ. 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。
オ. 晋代に朝廷の大学で名声のあった五人の称。
31. 凌霄 32. 珠襦 33. 敦煌 34. 爛額 35. 槐門
エウオアイ
36. 羊很( )
37. ( )之情
38. ( )漂花
39. 門巷( )
40. 甘井( )
せんけつ ていがく てんあい ひじょ ろうどん
ア. 人が多く集まりくる形容。
イ. 女性が苦しい境遇にいて、あてもなく辛苦するさま。
ウ. 才能のある者ほど先に憂き目にあうということ。
エ. 兄弟が仲むつまじくする情。
オ. 荒々しくて道理にそむき、また飽くことなく欲張ること。
36. 狼貪 37. 棣鄂 38. 飛絮 39. 填隘 40. 先竭
オエイアウ
37.【棣鄂】は読み問題として 22-1、24-3 で出題されています。そろそろ書き問題に転化する?
39.の【填】、正字は 【土+眞】。常用漢字なのに正字が機種依存文字とは「う~ん・・」という感じですが、あとから常用漢字に追加された文字ですので、まあ仕方ないですかね。
41. 含英( )
42. 衆賢( )
43. ( )一朝
44. 家鶏( )
45. ( )素餐
きんか しい しょか ぼうじょ やち
ア. 文章のすぐれた部分をよく味わい、心の中に蓄積すること。詩文に妙味があることのたとえ。
イ. 人の世の栄華のはかないことのたとえ。
ウ. ありふれた古いものを遠ざけて、珍しくて新しいものを大切にすること。
エ. 多くの賢人が協力し合うこと。
オ. ある地位にいて職責を果たさずにむだに禄をもらっていること。
41. 咀華 42. 茅茹 43. 槿花 44. 野雉 45. 尸位
アエイウオ
46. ( )孕鬻
47. ( )自在
48. ( )垂釣
49. 瓶墜( )
50. ( )之伎
うふう しょうよう しんせつ とうまつ ようきゅう
ア. 俗事を離れてきままに楽しむこと。
イ. 鳥や獣が子を産み育てること。
ウ. 隠者の姿をいう。
エ. かるわざ。
オ. 男女が離れて二度と会い得ないたとえ。
46. 嫗伏 47. 逍遥 48. 羊裘 49. 簪折 50. 橦末
イアウオエ
46【嫗伏孕鬻】と 15【翼覆嫗煦】 の区別・習熟は私にとって永遠の課題です。(苦笑)
では、問題です。空欄に当てはまる語句を選んで漢字で書き、かつ、その熟語の意味を選択肢から選んでください。
1. ( )委靡
2. ( )頓挫
3. ( )切切
4. ( )散木
5. 因循( )
こうしょ せいせい たいだ ちょれき ちんうつ
ア. 詩文の風格が高く内容が深くて文章中の字句の意味がすらすらと通らず、滞ること。
イ. 身体や気力などが、次第にくずれおとろえること。
ウ. 役に立たない人や物。
エ. きわめてものさびしいこと。
オ. 古い習慣や方法にこだわってその場しのぎの手段を取ること。
1. 頽堕 2. 沈鬱 3. 凄凄 4. 樗櫟 5. 苟且
イアエウオ
3.に関して、「漢検 四字熟語辞典」ではこちらは【凄凄】ですが、【風雨淒淒】では【淒淒】と書き分けられています。【凄】と【淒】、意味や用法はほぼ同一のようですが、「漢検 漢字辞典」でも別字とされています。学習当初から気になっているのですが、これは書き分けないと誤答とされるのでしょうか?
6. 牛溲( )
7. ( )叢裏
8. 摩頂( )
9. ( )晏起
10. ( )絶塵
けいきょく そうしん ちょういつ ばぼつ ほうしょう
ア. 非常に軽やかに速く走ること。馬などが疾駆するさま。
イ. 乱臣、逆臣の家の形容。
ウ. 夜早く寝て朝おそく起きる。赤子や幼児のさま。
エ. 無用なものや役にたたないもののたとえ。
オ. 自分の身を犠牲にして他人のために尽くすこと。
6. 馬勃 7. 荊棘 8. 放踵 9. 蚤寝 10. 超軼
エイオウア
11. 抱関( )
12. ( )致誠
13. 斗量( )
14. 倍日( )
15. 翼覆( )
うく がんあい げきたく そうそう へいこう
ア. 自分のことを謙遜していう語。人や物があり余るほどあること。
イ. 哀切な気持ちと誠の心をささげて死者を弔うこと。
ウ. 翼で包み抱き温める。いつくしむこと。愛撫すること。
エ. 低い役職の人のこと。
オ. 昼夜をわかたず急いで行くこと。
11. 撃柝 12. 銜哀 13. 帚掃 14. 并行 15. 嫗煦
エイアオウ
13.の【帚掃】、いつも前後の順番がどちらだったか分からなくなります・・・
16. ( )三窟
17. 迦陵( )
18. ( )聴従
19. 厭聞( )
20. 磨揉( )
えんべん こうと せんかく びんが よちょう
ア. 身を守るのに用心深いこと。
イ. 聞き飽きること。
ウ. 心がやさしく素直で、人の言うことに逆らわずにしたがうさま。
エ. 人をよい方向に教え導くこと。
オ. 声が美しいもののたとえ。
16. 狡兎 17. 頻伽 18. 婉娩 19. 飫聴 20. 遷革
アオイウエ
20.は「漢検 四字熟語辞典」にない熟語ですが、ちょっと気になっています。
21. ( )秋波
22. ( )縮栗
23. ( )空闊
24. 磑風( )
25. 尨眉( )
うそ こうはつ しょうう しょうしゃく びがん
ア. まわりくどく実際に適応できないこと。
イ. 白毛がまじった眉と白い髪老人のこと。
ウ. 美人のなまめかしい媚びる目つきのこと。
エ. 意気が阻喪して縮みあがっておそれること。
オ. 物事の前兆のたとえ。
21. 媚眼 22. 銷鑠 23. 迂疎 24. 舂雨 25. 皓髪
ウエアオイ
24.は【磑風】の方を問われても書けるようにしておきたいですね。
26. 仰観( )
27. 孫楚( )
28. ( )歯寒
29. ( )画粥
30. 冒雨( )
しんぼう せんきゅう そうせき だんせい ふさつ
ア. 密接な関係にあるものの一方が滅びると片方も危うくなるということ。
イ. 仰いで天文を見、うつむいて地理を知ること。
ウ. 友人の来訪を喜んでもてなすこと。
エ. 貧乏に耐えて勉学に励むこと。
オ. 強情で負け惜しみの強いこと。
26. 俯察 27. 漱石 28. 脣亡 29. 断薺 30. 剪韭
イオアエウ
31. ( )之志
32. ( )玉匣
33. ( )五竜
34. 焦頭( )
35. ( )棘路
かいもん しゅじゅ とんこう らんがく りょうしょう
ア. 根本を忘れ、瑣末なことを重視すること。
イ. 政界の最高幹部のこと。
ウ. 美しいもののたとえ。
エ. 俗世間を遠く超越したいと願う高尚なこころざし。
オ. 晋代に朝廷の大学で名声のあった五人の称。
31. 凌霄 32. 珠襦 33. 敦煌 34. 爛額 35. 槐門
エウオアイ
36. 羊很( )
37. ( )之情
38. ( )漂花
39. 門巷( )
40. 甘井( )
せんけつ ていがく てんあい ひじょ ろうどん
ア. 人が多く集まりくる形容。
イ. 女性が苦しい境遇にいて、あてもなく辛苦するさま。
ウ. 才能のある者ほど先に憂き目にあうということ。
エ. 兄弟が仲むつまじくする情。
オ. 荒々しくて道理にそむき、また飽くことなく欲張ること。
36. 狼貪 37. 棣鄂 38. 飛絮 39. 填隘 40. 先竭
オエイアウ
37.【棣鄂】は読み問題として 22-1、24-3 で出題されています。そろそろ書き問題に転化する?
39.の【填】、正字は 【土+眞】。常用漢字なのに正字が機種依存文字とは「う~ん・・」という感じですが、あとから常用漢字に追加された文字ですので、まあ仕方ないですかね。
41. 含英( )
42. 衆賢( )
43. ( )一朝
44. 家鶏( )
45. ( )素餐
きんか しい しょか ぼうじょ やち
ア. 文章のすぐれた部分をよく味わい、心の中に蓄積すること。詩文に妙味があることのたとえ。
イ. 人の世の栄華のはかないことのたとえ。
ウ. ありふれた古いものを遠ざけて、珍しくて新しいものを大切にすること。
エ. 多くの賢人が協力し合うこと。
オ. ある地位にいて職責を果たさずにむだに禄をもらっていること。
41. 咀華 42. 茅茹 43. 槿花 44. 野雉 45. 尸位
アエイウオ
46. ( )孕鬻
47. ( )自在
48. ( )垂釣
49. 瓶墜( )
50. ( )之伎
うふう しょうよう しんせつ とうまつ ようきゅう
ア. 俗事を離れてきままに楽しむこと。
イ. 鳥や獣が子を産み育てること。
ウ. 隠者の姿をいう。
エ. かるわざ。
オ. 男女が離れて二度と会い得ないたとえ。
46. 嫗伏 47. 逍遥 48. 羊裘 49. 簪折 50. 橦末
イアウオエ
46【嫗伏孕鬻】と 15【翼覆嫗煦】 の区別・習熟は私にとって永遠の課題です。(苦笑)