たむけせぬ わかれするみの わびしきは ひとめをたびと おもふなりけり
手向けせぬ 別れする身の わびしきは 人めを旅と 思ふなりけり
あなたに何かを手向けたりもできないままに別れてしまう私の心がわびしいのは、人の目を気にしながら別れることを、まるで旅をしているかのように思っているからです。
解釈が難しい歌ですが、上のように訳してみました。
この歌は後撰和歌集(巻第十一「恋三」 第704番)に入集しています。
たむけせぬ わかれするみの わびしきは ひとめをたびと おもふなりけり
手向けせぬ 別れする身の わびしきは 人めを旅と 思ふなりけり
あなたに何かを手向けたりもできないままに別れてしまう私の心がわびしいのは、人の目を気にしながら別れることを、まるで旅をしているかのように思っているからです。
解釈が難しい歌ですが、上のように訳してみました。
この歌は後撰和歌集(巻第十一「恋三」 第704番)に入集しています。