漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0555

2021-05-07 19:15:03 | 古今和歌集

あきかぜの みにさむければ つれもなき ひとをぞたのむ くるるよごとに

秋風の 身に寒ければ つれもなき 人をぞたのむ 暮るる夜ごとに

 

素性法師

 

 秋風が身にしみて寒いので、日が暮れて夜が来るごとに、つれないあの人が来てくれるのではないかと期待してしまうことよ。

 冷たい秋風が吹いて寒い夜、つれない(=従って来てくれることはないとわかっている)あの人の来訪を、それでも毎夜毎夜期待してしまう女性の心情を詠んでいます。



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2 コメント

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Unknown (and)
2021-05-07 21:56:30
100日間、毎日続けましょう・・・
って続けられそうな気がします。
が、しかし、1000日間となると不可能という文字しか見えません・・・
というか、1000日間という期間がまったく想像できません。

もう、半分を超えているのですね・・・
なんだか、とんでもない偉業を成し遂げてしまわれそうな
予感がします。
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こんにちは ^^ (凜太郎)
2021-05-08 05:18:08
and さん

過ぎたお言葉を頂戴し、恐縮です。ありがとうございます。
ここまで続けて来られたのも and さん始め、来訪くださる皆さんのおかげです。1年半続けてきて、今では本ブログを更新することがすっかり日課になりましたが、この「日課」を残り半分も焦らず気負わず続けて行ければと思っております。引き続きおつきあい願えれば幸いです。
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