はるがすみ やまほととぎす もみぢばを ゆきもおほくの としぞへにける
春霞 山時鳥 もみぢ葉を 雪もおほくの 年ぞへにける
春霞、山時鳥、紅葉の葉、そして雪と、春夏秋冬を巡るたくさんの年を過ごしてきたよ。
季節を巡るたくさんの年を過ごしてきたという歌ですが、「恋」の要素は具体的には何も入っていません。なぜ恋歌の章に入っているのかはわかりませんが、作者の心の中には、季節の思い出の端々に切ない恋の情景が浮かんでいるのでしょう。
はるがすみ やまほととぎす もみぢばを ゆきもおほくの としぞへにける
春霞 山時鳥 もみぢ葉を 雪もおほくの 年ぞへにける
春霞、山時鳥、紅葉の葉、そして雪と、春夏秋冬を巡るたくさんの年を過ごしてきたよ。
季節を巡るたくさんの年を過ごしてきたという歌ですが、「恋」の要素は具体的には何も入っていません。なぜ恋歌の章に入っているのかはわかりませんが、作者の心の中には、季節の思い出の端々に切ない恋の情景が浮かんでいるのでしょう。