かりのくる みねのあさぎり はれずのみ おもひつきせぬ よのなかのうさ
雁の来る 峰の朝霧 晴れずのみ 思ひ尽きせぬ 世の中の憂さ
よみ人知らず
雁の飛ぶ季節の峰の朝霧が晴れることがないように、私の心も晴れず、物思いの尽きることがないこの世のつらさよ。
雁の飛ぶ季節は秋のこと。秋は春とはまた違ったとても良い季節ですが、イメージとしてはやはり寂しさ、物悲しさといったところが強いでしょうか。和歌に歌われる秋もそうしたイメージのものが多いですね。
かりのくる みねのあさぎり はれずのみ おもひつきせぬ よのなかのうさ
雁の来る 峰の朝霧 晴れずのみ 思ひ尽きせぬ 世の中の憂さ
よみ人知らず
雁の飛ぶ季節の峰の朝霧が晴れることがないように、私の心も晴れず、物思いの尽きることがないこの世のつらさよ。
雁の飛ぶ季節は秋のこと。秋は春とはまた違ったとても良い季節ですが、イメージとしてはやはり寂しさ、物悲しさといったところが強いでしょうか。和歌に歌われる秋もそうしたイメージのものが多いですね。