きみをおきて あだしごころを わがもたば すゑのまつやま なみもこえなむ
君をおきて あだし心を わが持たば 末の松山 波も越えなむ
よみ人知らず
あなたを差し置いて他の人に心を寄せるようなことがあったならば、末の松山を波も越えてしまうことでしょう。
「あだし」ははかない、変わりやすい意で、「あだし心」は他の人に心を移す意で「浮気心」。末の松山を波が越えるとは、ありえないことが起きることの常套表現ですね。
きみをおきて あだしごころを わがもたば すゑのまつやま なみもこえなむ
君をおきて あだし心を わが持たば 末の松山 波も越えなむ
よみ人知らず
あなたを差し置いて他の人に心を寄せるようなことがあったならば、末の松山を波も越えてしまうことでしょう。
「あだし」ははかない、変わりやすい意で、「あだし心」は他の人に心を移す意で「浮気心」。末の松山を波が越えるとは、ありえないことが起きることの常套表現ですね。