僕はここでの仕事を離れたのにもかかわらず、
ここでのみんなは、僕を大歓迎してくれた。
それに充分に応えることが出来ない自分が腹立たしくて情けない。
所詮、今の僕は、ここでの仕事は、あくまでサポートで、お手伝いで
継続的にするべきことではないのだから。
それでも、よく来てくれた、と、大歓迎してくれる人々に対して、
もう直接的には会えないけれど、困ったことがあったら連絡してね、
間接的にお手伝いするから。
なんて、調子のいいことを言ったのだろ。
出来るかどうかもわからないことなのに。
僕は、ここに何しに来たのだろ。