星に願いを

5年間続けた海外生活から帰ってきて、5年がたちました。趣味の自転車(アウトドア)、読書(インドア)を綴っていきます。

あの事故

2008年07月16日 22時26分40秒 | 思うこと

映画のサイトを見ていて、この夏、ぜひ観てみたいと思った映画があった。
こちらにいる限り、叶わないことなので、DVDが出たら購入しようと考えていた。

そしたら、いつもお世話になっている方のブログに、その映画のことが紹介されていた。


500人が一度に命を落とした事故。
昭和で最大の大惨事だと思う。

高校時代のことだった。
日本は、世界一平和で、安全で、美しい国だと教えられてきた。
そう、大人が自慢げに話していた。自分たちが作り上げてきたのだと。

体制に反抗しつつも、自分たちの力の無さを目の当たりにして、
やるせない気持ちが募っていくような、日常を過ごしていた。

僕たちが、そんな時に起きた事故。

平和で安全?どこが?
同じ日本列島で起きたことでさえ、何も手を出すことすら出来なかったじゃないか?

あまりに情けなくて、悔しくて、無力感に打ちのめされた記憶があります。





こちらに来てから、仕事で出張していた時のことでした。
取引先の人が、お昼休憩の時に、話してくれました。

「昨晩、世界の衝撃映像100選という番組をしていてね、
日本のものも出ていたよ。大震災と飛行機事故が出ていたよ。」

「そうなんだ。震災は僕の生まれ故郷なんだ。」

(しばらく、大震災の話をした後。。)

「そういえば、飛行機事故は、日本の空軍の飛行機と衝突して、
民間機が操縦不能になったと言っていたよ。」

「え?」

「整備不良が原因だと言われているよ?」

「そうなんだ。でも、番組ではそう言っていたよ。」


その時、何を言っているのか、理解できなかったけれど、
あの事故の真の原因は、諸説があることが、後でネットで調べてわかった。

誤撃説、衝突説。。。
政府ぐるみで、隠ぺい工作をしている。。などなど。。

今の僕には、何が真実で、真実じゃないのか、全くわからない。

ただ、事実は、
『海外では、あの事故は、
「自衛隊の航空機との衝突が事故の原因の可能性がある。」
と、報道されている。』
ことである。

なぜ、日本の事故が、海外でこのように報道されているのかも、
僕には、わからない。


この映画が、20年以上も経ってから、映画やドラマとして放映できるようになったのも、
案外、それが理由なのかもしれないと、勝手に考えたり。。