北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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昔のビデオ

2010-02-11 19:04:22 | 懐かしの思い出
昨日書いた、今日の小樽行きの目的。
答えは、ロケ地巡りでした。
何のロケ地でどこを回ってきたかは、13日に函館に戻ってから紹介していきます。

で、今日は、そんなロケ地巡り(珍道中?)に同行してくれた友人との会話から。

いきなりだけど、私の家にビデオデッキが来たのは、私が小学校5年生だった、1984年のこと。
その頃は、既にVHSが主流になっていたのだけど、我が家で購入したのは、ベータ(ベータマックス)の方。
私にとっては、初のビデオデッキだったので、何も考えることもなく楽しんでいたのだけど、そんな私が、自分の家で使っているのが、実は既に下火になっている機種だということを知ったのは、親と一緒にレンタルビデオ店に行った時のことだった。
記憶によれば、恐らく、戦隊かウルトラシリーズを借りる目的で行ったと思うんだけど、店内に陳列されていたのが、私の知っているビデオテープとサイズの異なる物が大半だったのを見て、初めて、ビデオには、VHSとベータという二つの種類があるということを知ったのだけど、この時の衝撃は、今でも何となくだけど覚えている。
結局、我が家がVHSを購入したのは、それから3年ぐらい経ってからなんだけど、当時既に、好きな番組はビデオにどんどん録画することを覚えていた私は、年々VHSの普及が進む中、電器店でも、なかなかベータのテープを見つけられず、寂しい思いをしていたものだった。

そんな会話をした後に出てきたのが、「今の若い人達って、『ベータ』って知ってるだろうか?」という疑問。
レンタルビデオ店から完全にベータが消えたのがいつ頃だったかは定かじゃないけど、電器店では、10年くらい前まで、数はごくわずかではあるが、置かれていたように記憶している。
そう考えると、20代前半より若い世代の人なら、余程、家族がこだわって所有し続けていたなんてことでもない限り、知らないんじゃないかと思うんだけど、実際その辺はどうなんだろう?
今はDVDが広く普及し、テレビで放送される番組の録画も、HDD(ハードディスクドライブ)からDVDにダビングするというのが主流になってきていることを考えると、そのうち、ビデオテープという物自体知らない世代が出てくるんじゃないかなんてこともありうるけれど、さすがにそこまで来ると、ちょっと寂しいかなという気もしますけどね。

それから、ベータの話題の他に印象に残ったのが、昔は、ビデオソフトの販売価格が異常に高かったという話。
記憶によれば、一本あたり、10,000円~20,000円はざらだったように思う。
まあ当時にしてみれば、ビデオはまだまだ高級志向だったのかもしれないけど、それにしても、今ならまず考えられない話ですよねこれは。
コメント
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