北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

アイヌコタン

2018-08-01 19:59:08 | 釧路&釧根地方



阿寒湖温泉街の中に、「アイヌコタン」というエリアがあります。





「コタン」とは、「村」や「集落」を意味するアイヌ語。(因みに「アイヌ」とは、「人間」という意味です。)
北海道では、旭川市にある「神居古潭(カムイコタン)」も有名ですが、阿寒湖畔の「アイヌコタン」は、36戸、約120名という全道で一番大きなもので、民芸品店や料理店、民族舞踊を見ることができる劇場など、アイヌ文化を堪能できる施設が揃っています。











民芸品店の数々。
彫刻(木彫り)や刺繍作品が多く、一軒一軒ゆっくり見て歩くだけでも十分に楽しめます。





こちらが、民族の古式舞踊を見ることができる劇場。
踊りを見るだけでなく、観客がステージに招かれて一緒に踊ることもあり、私も、見よう見まねで踊りに参加させていただきました。
最初は戸惑ったけど、やっているうちに楽しくなってきました。





劇場の公式サイトにリンクを貼りますので、雰囲気だけでも味わっていただければと思います。





「アイヌ生活館」という施設。
こういう場所には大変興味があるのですが、残念ながら、この日は内部で作業中とのことで入ることができませんでした。
またの機会を作りたいと思います。








その代わりといってはなんですが、写真を撮影できる小屋がもう一つあったので、一枚撮らせていただきました。
入館料と写真撮影料は「お気持ち」とのことです。





そして、楽しみにしていたのが、ここで味わえる民族料理。
どれにしようか考えた末、「コタン丼」をオーダー。





緑色の野菜は、「山菜の王様」とも呼ばれ「アイヌネギ」の別名も持つ「ギョウジャニンニク」。
これを豚肉と一緒に炒めてご飯に乗せたメニューです。
勿論この食べ方も美味しいけれど、私はギョウジャニンニクは、醤油漬けが大好きです。





最後に、アイヌコタンからはちょっと離れるのだけど、温泉街を散歩して見つけた気になる物を二つほど。





手を差し出してみましたが、とんでもなく熱いです。
皆さんも行ってみた際にはお気を付けを。





茶色の消火栓なんて初めて見ました。
釧路市内は割と赤が多いんですけどね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする