作家というかコラムニストの唐沢俊一さんがお亡くなりになりました
第一報は御令弟の唐沢なをき氏のツイッター
この絶縁状態だったというのは
SNSをフォローしていた人だったらたぶん気が付いていた
ある時期を境にご令弟様 のなをき氏の話題が出てこなくなり
唐沢兄弟商会の作品がなくなる
御病気をされた際に、なをき氏が見舞いに来たとか
なをき氏のSNSNに見舞いに行ったという書き込みが一切ない
それに退院後、身の回りの買い物をしてくれる人などを募っておりまして
・・・
という気持ちでありました
金の無心というのはたぶん芝居の借金だろうな
本とTVの仕事が無いのに芝居をやってて
結構ちゃんと儲かっているんだ
ともっていたけど芝居はまあそんなものか
芸能人だと日銭の稼げるいい商売なんだが
小劇場では儲けも出なかったんだろうなぁ
SNSを通じて気が付いた方というのはひょっとしたら
こちらの方かもしれない
おそらくはこの方もなをき氏との不仲は薄々気が付いていたことで
もし、そうでなかったらなをき氏のツイッターにDMを入れたことだろう
毀誉褒貶というか、よくまああちこちと喧嘩したもので
快楽亭ブラック師匠なんかは氏が身寄りなく心臓を患った折に
家族にも見捨てられていたのを、医者へ連れて行き
今や家族とも和解し高座にも立てるようになったというのに
晩年は付き合いもなかったようで
それは相当のものですな
晩年思想が右傾化したといわれているし、自身も右寄りを自称していたけど
それは一寸観察力が無い
右寄りというよりはリベラルの道理に通らない物言いや行動に
反論していたというところだろうと思う
要は突っ込まずにはいられない立ちだったんだと(笑)
ワタシの唐沢俊一氏との出会いは
この本というか連載版
大元は休刊して復活した平凡パンチ パンチザウルスの連載で
連載時の名前は東方見聞録
後にほかの連載と合わせて脳天気教養図鑑として発売された
それとあちこちで引用させていただいた
だなぁ
その他 買って一気読みして余りの面白さに
そのままもう一回読んだ
というのは
古本マニア雑学ノート
これは面白くて面白くて 読み終えた後、この世界にもう一回浸りたくて
読み直した。
こんな本は後にも先にもこれっきりだった。
古本マニアとしての氏は渋谷のマンションを引き払って今の阿佐ヶ谷に越したときに
蔵書はロフトワンか何かのイベントで処分したはずである
氏のSNSには時々コメントを入れましたが
レスをもらえたのは
1.神保町関連
2.池波正太郎関連
ダーティーハリー3のタイン・デイリーのことを
池波先生が気に入っていた
というリプをツイッターに入れたら
Facebookに
池波先生もお気に入りだったとか
という投稿をなさってました
これは何か
ワタシは一行知識の帝王に
一行知識の元ネタを提供したのである
R.I.P