FORTY THREE-SEVEN

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アンカレッジとフエゴとワタシ

2022-06-15 06:00:00 | 映画
S&Wという銃器の会社があります
80年代までは公用の需要でブイブイ言わせていた会社ですが
85年に米軍がM9(Beretta92F)を採用し警察関係が
オートを使いだすと左前になって
何度もあっちこっちに売られてた会社です
近年は自動拳銃の開発に成功し
経営も持ち直したみたいです

有名なロスアンゼルスの警察LAPDは長く
M15という拳銃を採用していました
ターミネーターでカイルが警官からかっぱらう銃もこれです
M15はKフレームという中型のフレームを使う.38Specialの6連発
このシリーズはオリンピックのセンターファイヤー競技で活躍したこともあります

以前も話しましたが
携帯用として2inモデルがあります
これは前にした話のおさらい
 S&Wが空軍からのオーダーでM56というモデルを
納入しました。総生産数は150201丁だそうです
いや制式採用でないリボルバーを1万5千丁も採用するってすごいですよ
これ、バックストラップに滑り止めのグルーブがないなど
簡易モデルなので
S&WはM15にオプションで2inを用意するようになりました

なんでこんな話をしているかというとツイッターで
モデルガンの関係をフォローしているので
最近またM15の2inの画像が流れてくるんですね
ワタシこの銃がすごく好きなのです
なんでかといいますと
アラン・ドロン大先生がリスボン特急という映画で使うのです
ドロンというとM1911をかっこ良く使うというイメージがありますけど
70年代以降警官をやるようになるとよくリボルバーを使います
オープニング

警察の射場でこんな風に歩いている
ブザーに反応して、こんな風に抜き打ち
これがちょーかっこいいわけです
射撃練習というとダーティー・ハリー2(MagnunForce)の
SFPDの射場や射撃大会という有名なシーンがあります
あっちは1973年、こちらは72年です
やるなぁ ジャン=ピエール・メルヴィル
これTVで見たときに
Kフレームのアジャスタブルサイト付き?
しかも2in
なんという銃だろうと思いました
数年後WPPが発売したS&Wの本でその正体を知るわけです
ヒロインとベッドシーン寸前
この映画の中でドロンは
警察機構のなかの指揮官
銃がうまい
いい男で女にもてる
ピアノも弾ける
というキャラクターで何か腹立ってきましたな(笑)
この映画の邦題は
リスボン特急で1972年公開
現代がUn Flic で刑事くらいの意味です
ところがドロン先生1975年に実話をベースにした
フリック・ストーリーという映画に出ます
原題はFlic Story 
ややこしいな
ここではフランスの自動拳銃Mab-Bか何かを使ったらしい
面白いのは同じ年のル・ジタン
悪役というか警官ではないためかブローニングのM1935
通称ハイパワーを使います
とりとめがないけど
どっとはらい
おまけ


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