今朝は日本がブラジルW杯1次リーグ敗退が決まり残念な一日の始まりです。ザッケローニ監督の「今日はいい試合だったが、もっと出来ることがあった。」とのスタメン先発落ちコロンビア1.5軍との大敗コメントに日本代表歴代最強チームが?失望や違和感を感じた人も多かったと思います。さらにエース本田圭佑が「4年後のロシアW杯を目指す。」とコメントしていますが、スピード感の無い本田中心のサッカーには疑問を感じます。そんな期待外れな日本サッカーと違い、昨年の上昇の再来期待が持てるのが「買いたい弱気」の日本株式市場です。安倍首相が発表した「骨太方針」「新成長戦略」は法人税引き下げの税率なども示さず、相変わらず具体性には欠けますが、株価の下支えになっています。昨日も書きましたが、中国の不良債権がすぐに問題にならないとしたらかなり期待が持てます。理由は量的金融緩和の効果浸透です。これには投資不動産市場も反応を始めました。老後の不足する資金形成かもしれません。このことは別の日に書き込みます。しかし、下記コピーにもありますが、問題はもはや、追加緩和ではなくインフレが始まり緩和縮小が出来るかです。実態は金融相場なので株価、国債暴落の恐れすらあるのです。
DFが先にこけてPK状態 3戦連続得点のロドリゲス
消費税引き上げ分は無
(以下コピー)野村総研のリチャード・クー氏がBloombergに異次元緩和の出口について語った。
異次元緩和の出口で予想される金利上昇を最小限にするため、早期の終了を検討すべきと述べた。
インフレ目標達成前の緩和縮小を行わなければ、長期金利の急騰は避けられないかもしれない。
異次元緩和は日本を「量的緩和の罠」に陥れ、長期金利上昇とそれによる経済悪化なしには緩和縮小できなくしてしまう。最良の縮小方法は償還間近の長期国債を売却することだ。
そうすることで市場を擾乱せずに短期金利に効果を及ぼすことができる。
同記事ではJP Morgan菅野雅明氏の見方も紹介している。
日銀が緩和縮小を始めたら、誰が国債を買うだろうか?
誰も見当たらず、日本は深刻な危機に陥るだろう。
異次元緩和はこれまではよかった。
しかし、この大規模な措置ゆえに、今後は無数の危険を残す。日銀が緩和縮小に転じる数年後までに政府が財政再建を進めないと、10年もの国債利回りは容易に2%超まで上げうる。