英国のEU離脱決定の国民投票から1週間、FRBによる米国利上げ予想、今年10月に始まる人民元の国際化など世界経済が激動していますが、中国がアジアを席巻し世界最大の経済大国に向かうのか?先が読みにくく、スタンスを間違うと投資努力が無駄に終わってしまいます。筆者は下記のビルゲイツ発言ではないですが、希望的観測も含め日本の底力を信じています。2,3年の間では更なる円高も十分考えられます。しかし、今回現れるであろう円高は、リスク分散する日本人にとって投資チャンスです。
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ビル・ゲイツ氏の記事は、その「競争力」に影響を受けて書かれた物のようです。
概要は以下になります。
・私は日本が大好きで、数え切れないくらい日本に足を運んでいる。
伝統とモダンのユニークな融合に魅了されているからだ。
日本は、米国以外にオフィスを作った初めての国である。
・日本は世界経済の動向を追う者にとって非常に興味深い国である。
1980年代の日本は、圧倒的な力強さを誇っていた。
しかし現在日本企業の多くは中韓の企業の影に隠れてしまっている。
またデフレにより日本経済は低迷してしまったわけだが、
多くの経済学者は、日本だけの問題だと考えていた。
だが、今ではグローバルな問題となっている。
・私は、日本は復活を遂げると考えている。
今でも日本は裕福な国なのだ。
日本はこれまでにも、今よりもっと悪い状況から立ち直ってきた。
第二次世界大戦後の日本の復活劇はみなが知っている。
日本の生活の質は高く、教育システムも堅固なものである。
80年代のような飛び抜けたリーダーとして姿を見せる可能性は低いが、
それでも、日本の未来はかなり明るいと信じている。
・もしあなたが私のように日本に興味を持っている人間であるなら、
「競争力」は、日本という魅力的な国の未来を見つめる上で、
大きな示唆を与えてくれる内容であることが分かるだろう。